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767.悪質「訪問買い取り」 大掃除シーズンに増加、狙われやすい人・手口・対処法

悪質「訪問買い取り」 大掃除シーズンに増加 狙われやすい人・手口・対処法を元刑事が解説 悪質な買取業者が自宅に来て、不当に物品を買い取る「訪問買い取り(押し買い)」というものがあります。近年、押し買いに関するトラブルの相談が、増加しています。大掃除を行う年末や、引っ越しなどが多くなる年度末に押し買いが増加するともいわれています。手口と対応策について、元刑事であり防犯事情に詳しい日本カウンターインテリジェンス協会代表理事の稲村悠さんに聞きました。 悪質な買い取り業者の狙いは「貴金属」「ブランド品」「家電」など Q.訪問購入(押し買い)とはどのような手口なのでしょうか。 稲村さん「悪質な買取業者が自宅に訪問してきて極端な安価で貴金属を買い取ったり、暴言などで相手を威圧して無理やり、買い取りを行ったりします。時には、勝手に貴金属を持ち去ってしまうような悪質な手口があります。 実際に起きたケースなのですが、一人暮らしの高齢女性が、自宅のガレージを無断でのぞく業者風の男を発見し、声を掛けたところ『ガレージにあった木刀を買い取りたいのですが…』と言われたようです。女性は、今さら、木刀なんて…と不審に思い、その場で興味がない旨を伝え、追い返したところ、同日の夕方に、不審な男が同僚らしき男を引き連れ、再度訪問してきたということです。 女性は玄関口で対応しましたが、男が名刺を差し出して「木刀を売ってほしい。ダメならはがき1枚でも買い取る。ノルマがあるのでぜひ協力してほしい」と無理やり自宅に上がろうとしたため、警察に通報すると強く言い、男は黙って帰ったということです。この時、同僚らし
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【その6-最終話-】断捨離につけこんだ悪質な訪問買取(押し買い)の手口を公開します。

スタッフが帰ったあと、冷静になったお客様はふと査定額が安すぎたのでは?と不審に思います。しかし、スタッフはいい人だったから大丈夫!と自分に言い聞かせ、うやむやにしてしまう方が大半です。後日家族などにその話しをした時に、やはり安すぎた!と後悔し、落ち込むことになるか、現金が手に入ったならまあいいか、とあきらめる事になります。押し買いの手口は実に巧妙で、人の心理を巧みについています。損をしていないと思わせるのみならず、あまつさえいい事をした、得をしたと思わせる手口なのです。しかし、やはり一部の方は冷静になった時に「損をした!」と後悔し落ち込んでしまいます。そしてみなさん泣き寝入りされています。あなたならどうされますか?この「押し買い」実はクーリングオフが可能です!訪問販売のような購入者のみではなく、訪問買取もクーリングオフの対象です。クーリング・オフとは、契約の申し込みや締結をした場合でも、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回、契約を解除できる制度です。 クーリングオフに関しましては、有効な条件等がありますので、国民生活センターのホームページなどでご確認の上、出来るだけ早く(訪問販売は8日間以内)相手に通知する事が必須条件となります。※2022年6月1日より、書面以外でも電子メール、記録媒体、事業者が自社のウェブサイトに設けるクーリング・オフ専用フォーム等により通知を行う、電磁的記録でもクーリング・オフの通知を行うことが可能になりました。(FAXでのクーリング・オフも可能です。)みなさま少しでも納得いかない思いをされていたなら、即行動を起こすことをお勧めいたします。なお、
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【その5】断捨離につけこんだ悪質な訪問買取(押し買い)の手口を公開します。

「この指輪、100万円したのよ?」スタッフ「そうですよね!デザインも凝っていますし、石の色も澄んでいます。ほとんど使っていないのではないですか?」「そうなのよ!もったいなくて使わなかったら流行おくれになって、このデザインは古いからリメイクでもしようかと思っていたの。」と宝飾品についてお話しを続けます。スタッフ「残念ながらこのデザインは古いものなので今の査定では10万円ほどが相場です。でもとても良いお品ですので、リメイクして使われるのも一つだと思います。ただ、買取依頼をいただくお客様の中に、元が高価なお品だとリメイク費用も高額で、数十万かけてリメイクしても結局また使わなくなって買取を希望されるお客様も多いんです。そういうお客様は、売ってもリメイク費用にしかならなくて、損したなどとおっしゃいますよ。」お客様は考えます。「そういえば今まで使わなかったのに、リメイクしたからといって使うかしら?手間とお金をかけて損するならもったいないわね。この人が交渉して特別に30万円で買ってくれるならお得かも?」見事な戦術にすっかりお得な気持ちになってしまいます。その気持ちの変化をスタッフは見逃しません。手元に現金をちらつかせ、「使わずにしまっておいただけの宝飾品を現金に換えて、美味しい物を食べたり、旅行にでも行かれたらどうですか?こちらの宝飾品を30万円で買取させていただくついでに、先ほどの500円+3,000円の買い取り商品を50%査定UPにて買取とさせていただきますので、総額30万円7,000円になります。」と査定表に書き込み、現金を用意して後はお客様が必要書類に記載をするだけという状態にします
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【その1】断捨離につけこんだ悪質な訪問買取(押し買い)の手口を公開します。

コロナでお家時間が増え、断捨離ブームが続いていますね!長年持っているだけの思い出のお品を、思い切って手放す事は、とても大きな決断です。大切な思い出をご家族やご友人などに使っていただけるなら一番良いのですが、思うようにはいかず、この機会に断捨離をしようと考えられる方も多数おられます。実際、当事務所にも断捨離をして、身辺整理をし、遺言書の作成をお考えのお客様のご相談が増えています。また一方で、この断捨離ブームにつけこんだ、悪質な訪問買取(押し買い)業者のご相談も増加しています。最近よく目にするチラシなどに、『どんなものでも買い取ります。不要な物は何でも取りに伺います。』と書かれたものに覚えはありませんか?もちろんきちんとした業者なら全く問題なく断捨離のお手伝いをしてもらえるでしょう。しかし、悪質な業者の狙いは、貴金属やブランド品など金銭的な価値のある品物です。私が業務上関わった方で元悪質業者で買取を行っていた関係者の方からお話を聞くことが出来ました。以下がその業者の手口の一例です。まず、チラシなどを見たお客様から買取の査定の問い合せを受けます。この時点では、買取価格に納得がいかなければ断る事も出来ますとアピールします。また、どんな物でも必ず値段をつけて買い取ります!などお得感を前面に出して来ます。お客様は「安かったら売るのを断って、重い物や捨てようと思っていたものだけ買い取ってもらえばお得!」という心理になり、訪問買取の依頼をします。そして当日、ご自宅には好感度の高い若いスタッフや、少し気の弱そうな若手社員といった印象の人物が査定に来てくれます。スタッフは玄関先に用意された不用品を
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