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「心を開いてくださったあなたへ――カードが語りかけてくれた瞬間」

ある日、とても澄んだ心を持つご相談者さまが来てくださいました。 最初からご自身の状況や心の内を、丁寧に、まっすぐに届けてくださったのです。 占いというと、「当ててみてください」と、少し試すようなお気持ちで来られる方もいらっしゃいます。 それもまた、その方なりの心の防衛であり、向き合い方なのだと思います。 でも私は、カードを“感情を読み解く相棒”のように感じています。 もちろん、「この関係性はどうなりますか?」「今後どうなりそうですか?」というようなご質問にも、カードはしっかりと答えてくれます。 けれど、もし悩みの奥にある“気持ち”に気づいているのならたとえば「こんな風に感じてしまうんです」「どうしたら心が楽になりますか?」 そんなふうに、自分の心の声を素直に届けてくださるとき、 カードはまるで寄り添うように、静かに語りかけてくれるのです。 「きっとあの時、こんなふうに感じていたよね?」 「もしかしたら、あの出来事の裏にこんな想いがあったんじゃない?」 そんなふうに、こちらが“引き出す”というよりも、カードが“浮かび上がらせてくれる”感覚。 だからこそ、ご相談者さまのまっすぐな気持ちに、私も全身全霊で向き合いたくなります。 その方の澄んだ想いに、私自身も胸を打たれました。 あたたかく、まっすぐな想いというのは、言葉以上の力を持っているんだと、改めて気づかせていただきました。 誰でも、時には落ち込んだり、迷ったりしてしまうものです。 そんなときは、どうかひとりで抱え込まずに、そっと誰かに心を預けてください。 あなたのすべてを、まるごと受け止めてくれる人は、きっとどこかにいます。
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