あの日、自転車が倒れたとき。子育ての現場に、もっと優しい社会を願って
ある日、目の前で起きた出来事先日、車を運転していると、視界の先で自転車が横に倒れる瞬間が見えました。前後に小さな子どもを乗せた自転車。そのお母さんは、保育園からの帰る途中だったのか、買い物の荷物も積んでいるようでした。急いで車を停め、ハザードを出し、後続車に注意を促してから現場へ駆け寄りました。倒れた自転車の前座席には、小さな子の足がハンドルとチャイルドシートの隙間に挟まり、泣きじゃくっていました。後部座席の子は幸いしっかりとベルトで固定されており、無事でした。お母さんは驚きと不安の表情を浮かべながらも、必死に子どもを守ろうとしていました。私はとっさにお子さんを持ち上げ、足を引き抜き、倒れた自転車を起こすお手伝いをしました。幸い、どの子も大きな怪我はなく、その後、お母さんは何度も深く頭を下げてくれました。でも本当は、こちらこそ「ありがとう」を伝えたくなるような、そんな出来事でした。母親って、本当にすごいと思う正直に言うと、自転車の構造のままで前と後ろに子どもを乗せて自転車に乗るのって、危険すぎるとも思っています。けれど、そうでもしなければ日々の生活がまわらない。保育園の送り迎え、仕事、買い物、病院、家事…自分の体力も削られながら、でも子どもの笑顔のために全力で走り続ける。そんな姿を、これまでも何度も見てきました。そして今回、あらためて「母親って、本当にすごいな」と、胸の奥から思いました。子育てって、社会全体で支えるべきものそれでも現実は、「自己責任」や「親の努力」と言われてしまうこともあります。制度や環境がまだまだ追いついていないな…と思う瞬間がたくさんあります。子育て支援の施
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