米国の教育委員会は行動問題に対する薬物療法を推奨しない(ADHD)
・米国の教育委員会は行動問題に対する薬物療法を推奨しない(ADHD)
米国の教育委員会は、親に子どもの薬物治療を受けるよう勧めるのではなく、教師らが教室での問題行動を克服するために規律と指導を用いるよう求める決議を可決した。
コロラド州教育委員会が可決した決議は法的効力を持たないものの、学校における問題行動への対処としてリタリン(塩酸メチルフェニデート)などの薬物使用が増加していることに警鐘を鳴らすものである。
この決議を支持する委員会メンバーは、生徒による暴力犯罪の多くは、向精神薬を服用している若者によって犯されていると考えている。
コロラド州リトルトンのコロンバイン高校で昨春発生した銃乱射事件では、10代の銃撃犯の一人であるエリック・ハリスが、抗うつ薬ルボックス(フルボキサミン)を服用していた。米国で初とみられるこの委員会の措置は、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの症状における向精神薬の使用をめぐる議論を激化させることは間違いない。
現在、米国では推定250万人の子供たちがこの種の問題のために薬を服用している。
メリーランド州ベセスダにある非営利研究機関、国際精神医学心理学研究センターの所長、ピーター・ブレギン氏は、医師が向精神薬を過剰に処方していると考えている。
「子供たちのニーズに応えるのではなく、彼らの行動を抑制しようとするのは大きな間違いです」と彼は述べた。彼は、向精神薬と暴力行為の間には直接的な関連があると確信している。
注意欠陥多動性障害(ADHD)の児童における向精神薬の使用状況が、昨年5月に米国児童青年精神医学会誌(Journal of the Ameri
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