【うつ病・繊細さん】気づかないストレスが心を壊すとき
「ちゃんとしている人ほど壊れやすい」そんな言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。たしかに、うつ病や繊細な気質を持つ人の中には完璧主義で責任感が強く、ちゃんとしなければ」と自分を律してきた人が多い傾向があります。その意味ではこの言葉は一部の真実を含んでいます。けれど、本当のところはもう少し複雑です。心が壊れてしまうかどうかは「ちゃんとしているかどうか」だけで決まるものではありません。❇️人は誰でも、些細なきっかけで崩れる可能性がある心理学の分野では、「ストレス脆弱性モデル(stress-vulnerability model)」という考え方があります。これは人それぞれが持つストレスへの強さ(脆弱性)と、日々積み重なるストレスの量によって心の不調が起こるかどうかが決まるというものです。つまり――どんな人でも「たまたま負荷が重なったとき」に崩れる可能性があるのです。周りから見て「ちゃんとしていない」と思われている人でも、・人間関係で気を遣い続けている・自分なりに必死に踏ん張っている・弱音を吐く場所がないそういった状態が続けば、ある日ふっと限界を迎えることがあります。逆に、「ちゃんとしている人」が壊れやすく見えるのは、それまで無理をしてでも保っていたバランスが崩れたとき、一気に症状として表に出やすいからです。❇️「私は大丈夫」が一番あぶない理由特に注意したいのが「自分は大丈夫」と思っている状態です。人の心には「防衛機制」という働きがあります。これはつらさやストレスを無意識に感じないようにして、自分を守る仕組みです。たとえば――・まだいける・これくらい普通・みんなも頑張っているそ
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