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大切な人間関係を守るために必要な「境界線」

ユング心理学から見る健全な距離感家族、パートナー、友人。私たちの人生において、人間関係はとても大きな意味を持っています。「大切にしたい」「この関係を長く続けたい」そう思う人ほど、相手のことを考え、時には自分を後回しにしてしまうことがあるかもしれません。しかし実は、人間関係を長く健全に保つためには、ただ相手を思いやるだけではなく、適切な距離感を保つことがとても大切です。その鍵となるのが、心理学でいう「境界線(バウンダリー)」です。これは冷たい線引きではなく、むしろ大切な関係を守るための大事な心の仕組みなのです。人間関係が苦しくなるとき誰かを大切に思うほど、人は相手に寄り添おうとします。相手の気持ちを理解しようとし、支えようとし、時には自分の気持ちを抑えてしまうこともあるでしょう。ですが、その優しさが強くなりすぎると、次のような状態が生まれることがあります。・相手の機嫌に振り回される・相手の問題まで自分の責任のように感じる・相手の言葉に強く傷ついてしまう・相手がいないと不安になるこのような状態は、心理学では共依存的な関係とも呼ばれることがあります。最初は愛情や思いやりから始まった関係でも、境界線が曖昧になると、次第に心が疲れてしまうのです。ユング心理学と「個性化」心理学者カール・ユングは、人が本来の自分として生きていく過程を「個性化(インディビデュエーション)」と呼びました。これは簡単に言えば、他人の価値観ではなく、自分自身の価値観で生きていくことです。人は社会の中で生きているため、無意識のうちに・相手に合わせた自分・周囲に求められる自分・期待に応える自分を演じてしまうことがありま
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