AI翻訳って本当に使えるの?(シリーズ㉖) ~“テクノロジーに振り回されない翻訳者”になるために、今こそ身につけたい視点と習慣~
AI翻訳や生成系AI、CATツールの進化など、翻訳を取り巻くテクノロジーは日々加速度的に進化しています。「便利にはなったけど、ついていくのが大変…」「なんだか、自分が置いていかれている気がする…」そんな不安を感じていませんか?テクノロジーは、翻訳者の味方にもなりますが、使い方を誤ると“翻訳者としての軸”がぶれてしまう危険性もあります。今回は、AI時代に“振り回されず、選ばれ続ける翻訳者”でいるために、今こそ持っておきたい視点と習慣をお届けします。1. 「自分が何を提供しているのか」を常に言語化する翻訳ツールやAIは、あくまで「手段」です。テクノロジーに流されてしまう翻訳者は、“何のために翻訳しているのか”という軸が曖昧なことが多いのです。だからこそ、まずは自分に問いかけてみましょう。私はどんな翻訳を提供しているのか?誰の、どんな悩みを解決しているのか?クライアントにとって、私の翻訳のどこに価値があるのか?こうした問いに答えられる翻訳者は、流行やツールに左右されず、自分の価値を見失いません。2. 新しい技術は「判断する目」で取り入れる新しい翻訳ツールやAIサービスが次々登場していますが、すべてを取り入れる必要はありません。大切なのは、「今の自分の仕事に本当に必要かどうか」を見極めること。判断軸の例✅ 自分の専門分野・翻訳スタイルに合っているか?✅ 時間短縮や品質向上につながるか?✅ 操作や管理に時間を取られすぎないか?便利そう=導入ではなく、“使いこなせるかどうか”で選ぶ冷静さを持つことが、翻訳者としての軸を保つ第一歩です。3. 「毎日の積み重ね」が自分の価値をつくるテクノロジー
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