仕合せをつなぐ
数年前に傷心旅行で、海外に一人旅にいったことがあります。プライベートビーチはサンライズ側。一日のはじまり、太陽をつかまえてみました。(今日の写真がそうです)今日、打ち明け話をしてくださった方がいます。この連休は、お墓参りにいくのだと。悔やんでも悔やまれない2年前、助けてあげることが出来なかった、気づいてやることも出来なかった、と。私は、まだ、自分の大切な仲間や友達を亡くしたことはありません。だから、想像するしかできないけれどきっと、この2年間、どこかでいつもすごく自分を責められてきたのだと思います。悔しくて、何もできなくてどうしようもなく、つらい思いを日々の中、心の奥のほうで忘れることなく感じてこられたのだと思います。悲しみの真っただ中では、ただただ、涙を流すことしかできないかもしれないし涙さえ、でてこないものかもしれません。それでも、人はその悲しみを全身で感じて感じて、感じて、感じた後に、ようやくそれを受け入れられるのかなと…人によって、その時間はさまざまだと思うけれど…自分の中の、もの。何と何を結び付けるかは、自分次第。別れーーつらいことそんな風に結び付けている人もいれば別れーー新たな出会いそう結び付けている人もいるかもしれません。その出逢いは、他の新しい人に出会う、ということ、もあるけれど、私は別れーー新たな「自分との」出会いでありたいなと思います。今日お話してくださった方が手を合わせ、仕合せを繋いでくれることを切に願います。泣いて、泣いて、その人を思いながらたくさん泣いて、ぜーんぶ出し切ったあとはきっと、そこに残るのは「愛」だとおもうから。私はそう信じています。2020
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