【保険|共済編|第1話】 共済が「分かりやすく感じる」理由を、 まず構造から見ていきます
医療保険の話を、一度整理しました。判断の置き場所。判断の回数。判断の重さ。そこが散らばると、分かりにくくなる。この地図を使ったまま、今度は「共済」を見ていきます。共済は、なぜ分かりやすく感じるのか共済は、「シンプル」と言われます。掛け金が安い。保障内容が分かりやすい。仕組みが単純。確かに、商品説明だけを見るとそう感じます。でも、本当に分かりやすい理由は、別のところにあります。判断の場所が、最初から絞られている医療保険では、 ・特約で分岐する ・更新で再判断が続く ・終身で最初に重い判断を置く判断の位置が商品ごとに違いました。一方、共済はどうか。多くの場合、 ・保障はパッケージ型 ・特約は少ない ・仕組みは横並びつまり、判断の場所が最初から絞られています。選択肢が少ないのではなく、判断の分岐が少ない。ここが、「分かりやすさ」の正体です。共済は“迷いにくい構造”をしている共済は、 ・とりあえず入る ・まず最低限を押さえるという使われ方をされやすい仕組みです。それは、保障が優れているからというよりも、判断の重さが均一化されているから。医療保険は、選び方によって判断が重くも軽くもなる。共済は、最初から一定の枠に収まっている。だから、迷いにくい。ただし、「簡単」と「合っている」は別ここで注意が必要です。分かりやすい = 合っているではありません。共済は、 ・大きなカスタマイズはできない ・保障額は比較的コンパクト ・長期設計には向かない場合もあるつまり、判断の回数を減らす代わりに、設計の自由度も減っている。これは良い悪いではなく、構造の違いです。共済は「判断を軽くし
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