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最終調整

今回、ラフマニノフのエレジー(悲歌)に挑戦したので、そのときの最終調整の練習風景を描きます。esのオクターブを鳴らすと心地よい弦の音が響く。やはりこのピアノは最高だ。そう、最初はオクターブ。練習に入る。ドーンオクターブが強すぎる、もう一度ドーン今度は弱すぎる。これは悲歌だからもっと重くないといけない。ドーンよし、これくらいの音だ。「……」内声の音が跳ねてる。打鍵は触れてから押し込むことにした。続きを弾く。4分3連符がピアニッシモにならない。むしろクレッシェンドで音がどんどん大きくなってきている。「……」何回弾いても同じか。指番号を2、4(人差し指と薬指に切り替える)。なるほど2,4で鍵盤を撫でればいいのか。modeで4分三連符はきつい。速すぎる。最初の10小節でこんなに躓いてて大丈夫だろうか。だが約束の日は明日。集中せねば。「……」一旦録音を聴いてみる。愕然とした。右手が鳴ってない。減衰したところなど左手に負けている。次は強く打とう。トーン確か人間より鉛筆の方がいい音が出るんだよな。昔、先生が言ってた。今のは鉛筆で打った感じだ。「……」esの属9を忘れた。完全に忘れてた。もう一度確認することにした。「……」ここからは、piu vivo。メロディーが左手に移る。つまりバスが大事。右手を忘れ始める。バスに右手が追いついてない。ですので右手を重点的に練習。piu vivo=もっと活発にエレジーは悲歌だ。だが、ここの箇所では悲しみを思い返すような印象を与える。冒頭の陰鬱な感じとは少し違う。だから活発にといっても、荒々しくなってはだめだ。もうすぐ終える。「……」ソプラノとテノールが上行す
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