【1級FP監修】法人が生命保険を活用するポイントは?
生命保険の本質とはリスクの変換です。
個人の場合、一家の大黒柱である方が死亡や働けなくなった際、残された家族の生活費や教育資金、住宅資金などに資金不足が発生する可能性があります。その経済的損失に備えるために加入を検討します。
法人の場合、事業の継続・成長の過程で事業保障準備金、福利厚生制度の整備、従業員の退職金や弔慰金の準備、役員の退職金慰労金や弔慰金の準備、事業承継や相続の資金準備などの人的リスクに備えに加入を検討します。
法人の人的リスクに対する生命保険を活用するポイントを確認しましょう。
目次
1 事業保障資金の考え方と必要保障額
2 福利厚生と退職金の資金準備
3 役員の慰労退職金の準備
4 弔慰金の準備と税務
5 事業承継・相続資金の準備
6 節税ありきではない、賢い生命保険設計
1.事業保障資金の考え方と必要保障額
事業保障資金は経営者に万が一あった場合に生じる事業面の経済的損失に相当する必要額を事業保障として準備する資金です。借入金の返済原資確保及び当面の運転資金確保を考慮する必要があります。
事業保障資金は、当座預金や生命保険金で確保することが一般的です。ただし、生命保険金で準備する際、受け取った死亡保険金は益金算入されるために法人税等の実効税率を考慮して死亡保険金を設定する必要があります。
事業保障資金の必要保障額計算式
事業保障資金の必要額÷(1-0.30)
考慮する事業保障資金
①(短期借入金+長期借入金+役員借入金)
or
②(流動性負債と流動性資産を相殺した金額)
+
③(数か月~の運転資金、販売費や一般管理費等)
経営者は「エースで、4番、コーチも監
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