841.「もはや虐待行為」と批判の声も…
「もはや虐待行為」と批判の声も…
夏場の「犬の散歩」、動物ケアスタッフが「危険」と断言する“2つの理由”
連日、35度を超える猛暑日が続いている今年の夏。毎年、この時期になるとSNSで散見されるのが、夏場の「犬の散歩」に関する投稿です。日中、気温が特に高い時間帯はアスファルトの熱さも相当なもの。そのような中で犬を散歩させる飼い主について「愛犬がかわいそうだと思わないのかな?」「肉球をやけどしちゃうよ…」「信じられません」「もはや虐待行為」など、批判的な意見が後を絶ちません。
動物ケアスタッフの石川美代子さんは、「犬は人間よりもずっと暑さが苦手な生き物」と注意を呼びかけます。大切な愛犬のため、夏場の散歩時に飼い主が気を付けなければいけないことについて、詳しく教えていただきました。
犬は人間よりも「地面に近い位置」を歩いている
Q.夏場、犬を散歩させない方がよい時間帯や、気温の目安はありますか。
石川さん「太陽が高く上がっているような時間帯で、気温でいうと28度を超えているような環境では、散歩は避けた方がよいでしょう。寒い地域原産の犬種や、体温調節が苦手な短頭種は、25度程度でも熱中症の危険があります。
まず、気にしなければならないのは、犬は体の構造的に『人間のように汗をたくさん出すことができない』点です。そのため、主に『ハッハッ』と息を吐いて体温調節をします。常に荒い呼吸をしなければならず、非常に体力を使いますから、長時間このような状態でいるのは危険です。
また、もう一つ気にする必要があるのは、『犬は人間よりもずっと地面に近い位置を歩いている』点です。直射日光
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