【1級FP監修】顧客からのクレームが増加!?仕組債とは
数年前から、新聞などで「仕組債の販売、顧客からのクレーム、金融庁が問題視」などの記事を見かけますが、PrivateFpにも金融セカンドオピニオンで、金融機関に勧められたと相談があります。
問題改善のため、今後金融機関は、顧客本位の業務運営が求められ、仕組債の販売方針の改善が必要になります。
一方、投資家は、金融商品の知識向上が不可欠です。
今回はその仕組債の概要をチェックしましょう。
目次
1 仕組債とは
2 代表的な仕組債(他社株転換可能債・株価指数連動債)
3 賢く利用するには
1.仕組債とは
発行体の資金調達に使われる債券がありますが、仕組債は、一般的な債券と違い、「スワップ」や「オプション」などのデリバティブ取引、金融派生商品を組み合わせた債券になります。デリバティブ取引は組み合わせることにより、一般的な債券よりも、発行体、投資家のニーズに合わせて、条件決定、組成(設計)することができます。
元々は機関投資家や富裕層などのプロ向け金融商品でしたが、最低購入金額が低くなり、一般の消費者層の投資家も購入ができるようになっています。
代表的な仕組債(他社株転換可能債・株価指数連動債)
銀行、証券会社でよく販売する仕組債を紹介します。
〇EB債(他社株転換可能債券)
EB債(イービー債:エクスチェンジャブル・ボンド)とは、「他社株転換可能債」といわれる複雑な仕組債です。
債券ですが、償還日までの対象株式の株価変動によっては、満期日に金銭(償還金)が支払われる代わりに、当該債券の発行者とは異なる会社の株式(他社株)が交付される場合もあります。
交付された株式の時価が当初の投資額よ
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