もう限界です~捨てるのは何?~
子どもたちが一番大変な時に主人はいませんでした。主人の転勤で赴任したその地には学校や買い物や億通機関の利便性が良く同じ年頃のお子さんを持つ家庭が多い住宅地が有りました。夫はこれから出張や単身赴任が多くなり夫不在でも子どもたちの成長する上でここなら安心して暮らせるだろうと、色々見て回って思いの詰まった戸建てを建てる事が出来ました。やがて夫は単身赴任となりました。家は気に入っていましたが、頼れる身内も知人も無く生まれ育った土地の面影も無く其々やんちゃで、内気で、気難しい子どもたちが日々起こす問題を自分一人で解決してゆかねばならず幼稚園の先生や親御さんにに謝って、学校へ行き相談して、学校へ行きたくないとごねる子どもを宥めて説得して家の片づけや洗濯をしながらようやく出したと思えば教室に入れず帰って来る。地元で現役で働き独身を貫く親友に子どもたちの事を話しても理解が得られる事も無く同情されたいわけでも無いので口に出すのを辞め新しい学校の子どもたちの同級生の母親たちはいつも探り合うような会話で本音を言わない。決してよそ者を寄せ付けず、胸の内を明かし合えるママ友もいませんでした。楽しそうなご家庭を見ると何故私はこうならなかったのだろうとどうしてうちはこうなのだろうと勝手に涙がぽろぽろこぼれて胸が詰まる思いでした。相変わらず夫は転勤や出張がちで、同居したわずかの年月でも何故か夫がいない日に限って何かある。帰って来て欲しくても頑張って働いてくれている夫に愚痴は言いたくなかった。日々の虚しさ、恐怖、悲しみ、絶望そんな中で、こどもたちは成長し、塾や部活や受験やスケージュールの管理に振り回されて、子ど
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