Dark core. -Archive- 『童ノ唄』
過去に公開した曲を再び紹介する『Dark core. -Archive-』。
今宵は2016年8月公開の『童ノ唄』です。
■童ノ唄■sheep-and-wolf.main.jp/music/wara-no-uta.mp3
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「怪談三部作」の二作目です。
ある村の神社の鳥居の下に現れる少女の怨霊。
彼女が命を落とし、怨霊となった理由を描いた曲です。
幼い頃から母親譲りの器量の良さを持っていた彼女は他の子どもたちから疎まれていた。
いつも除け者にされていたが、ある日村の子供たちに神社で遊ぼうと誘われる。
毬を手渡され「これを突きながら百まで数えて」と言われる。
愚直にも言われるがままにした少女。
やがて百まで数え終わる頃、辺りは夕闇に包まれ、自分以外には誰もいなくなっていた。
騙されたと知りながらも必死に村の子供たちの名前を呼びながら神社の境内をあちこち探し回る少女。その後、少女の姿を見た者は誰もいない。
代わりに、夕方になると神社の鳥居の下に少女の怨霊が現れ、村の子供たちを一人、また一人と憑れて往ってしまうという噂が流れた。
孤独の中で非業の死を遂げた少女の哀しみと憎悪を描いた曲です。
貴方には鳥居の下に現れる少女の「唄」が聴こえるだろうか…?
そんな想いを馳せながらこの曲に耳を傾けて下さい…。
そう、痛みと憎悪と絶望を忘れられないのなら…。
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