873.高級腕時計シェアサービス元代表が「国際指名手配」へ…逮捕は可能?
【海外逃亡】高級腕時計シェアサービス元代表が「国際指名手配」へ…逮捕は可能? 弁護士に聞いた
3月6日、顧客から預かった高級腕時計を返却していない問題を受け、腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」運営会社の元代表の男について、警視庁が業務上横領の疑いで指名手配したことが報道されました。報道によると、男は今年1月末にサービスの終了と運営会社の解散を発表しましたが、同時期に成田空港から中東のドバイへ出国していたことが確認されているといい、今後、国際指名手配する方針だということです。
SNSでは「最悪だな」「ドバイに逃亡?」「やっぱり出国してたんだ」「胸くそ悪い事件」といった声が上がっている中、「国際指名手配されたらどうなるんだろう」「すぐに逮捕できるの?」といった疑問の声も聞かれます。実際、国際指名手配された場合、逮捕の可能性はあるのでしょうか。芝綜合法律事務所の牧野和夫弁護士に聞きました。
190カ国の各国政府によって捜索
Q.まず、「指名手配」について教えてください。
牧野さん「『指名手配』とは、被疑者の身柄を確保するために、特定の事件で逮捕状が出されている被疑者の情報(氏名、顔写真、外見の特徴、事件内容など)を公開し、国民全体から情報提供を受けて被疑者の逮捕を要請する制度です(犯罪捜査規範31条)。『逮捕状を取ったものの、被疑者が所在不明』の場合に行われます」
Q.一方、「国際指名手配」とはどんな制度ですか。
牧野さん「日本国内で発生した犯罪でも、被疑者が外国へ逃亡してしまうと、日本の警察や検察は被疑者を逮捕することはできません。そのため、逃亡した当該外国の警
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