【損切りの裏側にある“マーケットメイクの動き”②】 急なスパイクで損切りを巻き込む動きとは?
自分の損切りラインをしっかり設定していたのに──「急に上下に振られて損切りされ、そのあとすぐに戻った」そんな経験、ありませんか?実はその動き、マーケットメイカーが流動性を確保するために意図的に仕掛けた動きかもしれません。今回は、「急なスパイク(瞬間的な上下動)」で損切りを巻き込む仕掛けについてお話しします。◆急なスパイクは、なぜ起こる?マーケットでは、流動性が必要なときに、**急激な上下動(スパイク)**を作り出して、一般トレーダーの損切り注文を一斉に巻き取ることがあります。特にスパイクが起こりやすいタイミングは──・経済指標発表の直後・市場参加者が少ない時間帯(深夜・早朝)・週末の薄商いタイムなどです。この急激な動きで、損切り注文(逆指値)を一気に発動させて、売買できる量を一瞬で増やすことができます。◆なぜマーケットメイカーはスパイクを仕掛けるのか?理由は大きく2つあります。1️⃣ 流動性を一気に確保するためマーケットメイカー自身が大口の取引を成立させたいとき、市場に売り手・買い手が不足していると困ります。そこで、損切り注文を一斉に引き出して、瞬間的に「売りたい人・買いたい人」を大量に作り出します。2️⃣ 方向感をリセットするためスパイクによって、市場の一部ポジションが損切りされると、「押し目買い」や「戻り売り」など、次の流れが生まれやすくなります。つまり、スパイク後に本来の流れが再開されるということもよくあるのです。もし次に急なスパイクに巻き込まれたら──「ランダムな動きだった」と諦める前に、「これはマーケットメイクのための動きだったかもしれない」と考えてみてください。そう
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