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心の発達 ▶ 自己肯定感の育み方

子どもが産まれると感情に寄り添ってあげるといいよと聞いたことはありますか😲? これは、心理学用語で、情動調律(じょうどうちょうりつ)といい、乳幼児期において、愛着形成にとても大切な関わり方のひとつです ▶︎子どもの様子を見て、感情に寄り添ってあげる行動は、感情が受け入れてもらえたという『安心感』を育むことができます =安全基地◎家庭は安心安全な場所なんだと体感するきっかけです また、子どもは、寄り添ってもらうことで、自分の状況・気持ちに気付くきっかけになります 今、自分は悲しいんだと気付き →この悲しみとどう付き合う? と、自分の感情に気付き、感情との付き合い方を習得するきっかけなんですね お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、これ、インナーチャイルドケア(感情ケア)と似ていませんか🤗? インナーチャイルドケアは、感情に蓋をしている、トラウマを抱えている状態をケアしますが、乳幼児期の子どもは感情が生まれてくる時期に行います◎ 心(愛着形成)が安定していると、他者との関係も安定する傾向にあります。 情動調律=健康的な心の発達を育む 【自己肯定感を高める】なんて、よく耳にしますが、この自己肯定感を高めるには、第一に深い自己理解が必要なんですね。 この情動調律は、自己理解(子どもを知る)を深める働きにも繋がりますし、自己肯定感の強い土台になります◎ いつもいつもする必要はありません🤗 余裕があるタイミングでも、乳幼児期の子育ての関わり方のひとつとして取り入れてみてくださいね! 我が子はどんな特性を持って産まれたんだろう?と否定も肯定もなく、ただ、子どもの気持ちに寄り添ってみてく
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生きづらいあなたへ ▶ 千と千尋の神隠し  千尋編

☝こちらの記事は読んで頂けたでしょうか?まだ、読んでないよーって方は、ぜひこちらから読んでみて下さいね!フロイトの精神分析を千と千尋の神隠しのアニメを用いて解説をしています◎それでは、主人公・千尋の解説を始めます👏 ▶  自我   千尋 この物語の主人公の千尋 千尋は10歳の女の子◎ 物語はお父さんのお仕事の都合でのお引越しシーンから始まりますこの物語で、千尋は【自我】を象徴します人は、10歳前後に思春期を迎え心の自立を始めます。この自我とは、超自我(ここでは湯婆婆)に支配されるのではなくイド(ここでは坊やカオナシ)に振り回されるのではなく主体性を持って行動する力を示します物語の始まりはまだまだ幼さや弱さがある少女の千尋そんな少女が真の自立を手にする物語物語では、ハクに出会い、釜爺やリンさん、湯婆婆・銭婆、坊やカオナシ様々な出会いを通して物語が進みます支配や誘惑に乗ってしまうのではなく、【私はどうしたいのか?】と意思を明確にするんですね湯婆婆に支配されるでもなく、坊やカオナシに振り回されるのでもなく主体的に歩む力ただ、現代において『真の自立』を迎えられた大人はどれだけいるでしょうか?あなたは、どのキャラクターが当てはまりそうですか?もしくは、あなたの親はどのキャラクターが当てはまりますか?ただ、これは誰しも持っているカケラでもあります。アニメを通して自分の状況を俯瞰してみて下さいね♡
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生きづらいあなたへ ▶ 千と千尋の神隠し 湯婆婆編

いよいよやってきました♡油屋の経営者 湯婆婆です前回までのお話もぜひ、読んでみて下さいね湯婆婆は、超自我の象徴。千と千尋の神隠しの舞台、油屋を仕切る経営者◎ お金を儲けるために、油屋をうまく経営することが湯婆婆の行動の判断基準。 『速く』『効率よく』=生産性命 湯婆婆の魔法は、相手を支配し、思い通りに動かす魔法🪄湯婆婆は、油屋で『怖い存在』として恐れられています。 ただ、その湯婆婆も・・・ 実の息子、坊の前では、おもちゃやお菓子を大量に与えて『溺愛』しています ただ、物語の中で、双子の銭婆の魔法で、坊が入れ替わっていても気づくことができません。 この姿、現代社会の子育てをしていると、子育てと仕事の両立が取れずに湯婆婆は、現代の母のカケラでもあるなと感じさせられます 子どもを見ているようで 子どもを大切にしているようで 子どもに愛情を注いでいるようで 子どもの本質が見えていない 物語の中で『まだ、わかりませんか。大切なモノがすりかわったことに』と指摘されて大切な大切な一人息子が魔法で入れ替わっていることに気付くのです。湯婆婆は、油屋を支配し仕切っている超自我の象徴でもありますが(※超自我とは親の道徳観や価値観に支配された状態) 湯婆婆こそ、油屋を守ることばかり経済のことばかり意識を向け(お客さま、お金(外側)を上に置き) 自分や大切な息子(インナーチャイルド、内側)が、疎かになってしまっていますよね 健全な自立とは、超自我に支配されるのではなく、イドに振り回されるのではなく、どちらも人のカケラとしてあるものではありますが、自分の人生を自分の意思で選択して行動を起こしていく 受け身
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生きづらいあなたへ ▶ 千と千尋の神隠し カオナシ編

カオナシ ▶ 自分を持たないよそ者 今日のお話は、カオナシ編◎ カオナシも、フロイトさんでいう【イド】に当てはまります (※本能、欲望の塊で、衝動性が強い) ☟前回の記事、まだ読んでないよって方はこちらへ(^^♪カオナシは、どこからともなく現れ、千尋の親切心から油屋へ招き入れてしまいます。 自分の声を持たず、無表情の仮面を被り、全身黒で、影のような存在感が感じられない風貌をしています ここでの設定は、自分を持っていない象徴 自分を持っていない故に、優しくしてくれた千尋に惹かれていき追いかけます それはどうしてでしょうか? 自分がない故に何かに縋りたいんですね これは、子どもが母と一体化したいという欲求でもあります。 また、自分がない故に、他者の欲望を汲み取ることばかりに意識が向き・・・ このカオナシは、他者の欲望を幻想の形で生み出すことができます その反面、他者との溝を埋められない違和感がつきまといます。 これは、愛されたことがないために、相手が真に求めているものがわからないんですね 自分がない故に際限なく行ってしまい、限界が来て爆発してしまうなんで、こんなにもしてるのに言うこと聞いてくれないの!? と、怒りや憎しみとなり、見返りを求めてしまうんですね 物語の中では、銭婆(湯婆婆の双子の妹)を訪ねる、千尋を追いかけていっしょに旅に出かけます。 銭婆は、この物語では母性の象徴とも言えます。 カオナシは、銭婆に温かく迎え入れてもらい、あたたかな居場所を感じられます。 銭婆との関わりの中で、心が満たされ、本来の姿を取り戻していきます。 豊かな母性を通して、人は本来の姿、誰か1人を独占
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生きづらいあなたへ ▶ 千と千尋の神隠しから見る真の自立

みなさん、ジブリ映画は好きですか? 今回は、千と千尋の神隠しを通して、フロイトの精神分析をわかりやすく解説しようと思います フロイトは、【無意識】の領域を発見した心理学者で、フロイトさんと言えば精神分析◎ 心理学の分野ではとっても有名な心理学者さん そのフロイトさんは、最終、人の心は【イド・自立・超自我】の3つに分かれるよという考え方を提唱した方(^^♪▶︎イド(ドイツ語ではエス) 本能、欲望、衝動性のまま ▶︎自我 イドに振り回されるのでもなく、超自我に支配されるのでもなく、バランスをとり主体性を獲得する力 ▶︎超自我 親の道徳観や価値観から支配されている状況 超自我は、自我をコントロールする この3つ、千と千尋の神隠しに出てくるキャラクターで表現することができます◎ 想像できますか? ▶︎イド 坊カオナシ▶︎自我 千尋▶︎超自我 湯婆婆 と、なります この物語は、10歳前後の思春期から大人になる心の発達を本当に上手に描かれています◎ これだけ世界的にも評価される作品になったのも、この描写や思春期の心の葛藤は誰しも感じるものでしょうし、このように精神的にも自立していく心の発達は、人の本来の欲求を見せてくれています そして、ひとつひとつのキャラクターは、自分自身のカケラでもあります このひとつひとつのカケラは、自分ごととなり、心を動かし共感を産んだと言えます(見てるみなさんは無意識かと思います笑)ただ、この精神的な自立、大人になる心の発達 現代の日本において、どれだけの人が真の自立を迎えられているでしょうか これだけ、毒親・アダルトチルドレンという言葉が流行り、自己主張が苦手で
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