552.子どもが「溶連菌」に感染 風邪と勘違いでどんなリスク?
子どもが「溶連菌」に感染 風邪と勘違いでどんなリスク? 症状&治療法を医師に聞く子どもがかかることが多いといわれている病気の一つに「溶連菌感染症」があります。保育園や幼稚園などで流行することがあり、実際に子どもがかかってしまったという経験をした人は多いのではないでしょうか。
子どもが溶連菌に感染した場合、どのような症状が出るのでしょうか。風邪だと思って適切に対処しなかった場合、どうなるのでしょうか。合併症の有無や治療法などについて、内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんに聞きました。
「急性糸球体腎炎」などの合併症を引き起こす可能性も
Q.そもそも、「溶連菌感染症」とはどのような病気なのでしょうか。一般的な風邪と見分けることは可能なのでしょうか。
市原さん「溶連菌は細菌の一種で、正式名称は『溶血性連鎖(レンサ)球菌』です。主に喉に感染して咽頭炎やへんとう炎を引き起こし、咽頭痛や発熱などの症状が生じます。咽頭結膜熱(プール熱)と同様、溶連菌感染症の患者も最近、増加傾向にあるようです。
喉の痛みや発熱といった症状だけで、溶連菌感染症と風邪を見分けるのは難しいです。ただ、溶連菌感染症の場合、舌にイチゴのようなブツブツができる『イチゴ舌』と呼ばれる症状が生じるケースがあるほか、体や手足に赤い発疹ができるケースがあるのが特徴です」
Q.溶連菌感染症が疑われる症状が子どもに出た場合、どうすればよいのでしょうか。薬の服用後、登校や登園が可能なタイミングはありますか。
市原さん「軽い風邪の症状であれば様子を見ても問題ありませんが、先述のように、溶連菌感染症に特徴的なイチゴ舌や発疹とい
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