【岩波英知の言葉・知恵袋集】潜在意識や瞑想や自己啓発系やスピリチュアル…効果なしの理由。資格コレクターやセミナー難民になっていませんか?
瞑想でも自己啓発でもスピリチュアルの分野でも、無意識だの潜在意識だのという用語が溢れかえっていて、結局は同じところに行き着いています。自分の普段アクセスできない領域に、自分の想いや信念、アファメーションや自己暗示を入れ込むことで、大きく成長できたり、悩みを解決できるという理論です。それぞれ毛色も違うし、それぞれ独自の発想があるけれど、アクセスできない領域をこじ開けよう、こじ開けることができたら素晴らしい未来が待っていると言っています。しかし、多くは、理論は素晴らしいけれど内実が伴っていないのが現状です。潜在意識や無意識は文章の上で踊っている言葉で、すばらしい講釈を垂れる人であっても、では実際に潜在意識や非常に深いトランス状態を体験したり、体感させることは困難です。私は言葉の上で、わかりやすいように潜在意識とか無意識を使うけれど、本当はどうでもいいと思っています。
実際に体感できるかどうかそれだけにしか興味がない。
潜在意識や無意識は簡単に使われているけれど、実際には何十年追求していても、どれだけ深く味わい続け、本当に顕在意識ではなく潜在意識の奥底に入り込めたかというと、ほんの一握りでしょう。
そういう体感は、深く求めれば求めるほど、泡沫のように消えてしまうため、なかなか安定した成果を出せず、スランプに陥ることもあります。それでも瞑想や呼吸法などの効果は素晴らしいし、毎日やり続ける価値はたしかにあります。だからこそ、実を伴う体感が必要になってきます。決して知識を習得したからと言って、大きく羽ばたけるわけでも、人生が変わるだけでもなく、結局同じような人生が続いていくだけです。知識欲
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