はじめて人を雇用するとき
みなさん、こんにちは。社会保険労務士の三浦です。人の働き方って、本当に様々で副業や兼業はあたりまえですね。
会社に勤めながら、得意なことを副業にしている人も珍しくありません。
さまざまな働き方の一つとして「雇用」を選択する時代。今回は、はじめて人を雇用する場合、どんなことが必要なのか。
やるべきこと、またやった方がいいことについて、お伝えします。
「雇用」とは
雇用とは、雇い主と労働者の契約。
そして、労働基準法をはじめ労働諸法令の対象となり、守るべき法律が沢山のしかかってくるのが雇用です。
さまざまな雇用働き方の違い、以下、雇用形態をご紹介します。雇用形態によって、手続きや条件、法律が変わります。
パート・アルバイト 契約社員
有期雇用労働者・無期雇用労働者
正社員
パート・アルバイトは、正社員に比べて働く日や時間が短い方
契約社員は、正社員と同じ時間働いているが、業務内容が異なる方、期間を定めて契約する有期雇用契約の方
有期雇用契約・無期雇用契約は、文字通り期間を定めて契約するか否かの違い
最後に正社員でも、「短時間正社員」「勤務地限定正社員」「職務限定正社員」と分かれます。
それぞれ労働条件が異なります。
大変だ!
まずは、雇用契約を!どんな働き方でも、まずは雇用契約書(労働条件通知書)を作成し、労働者と働き方について話し合い、すり合わせをしましょう。
いつから働くのか。どんな業務をしてもらうのか。
賃金はいくらで、交通費はどうするのか。
お休みは?昇給は? 賞与、退職金はあるのか。
雇用形態によって、記載項目が変わりますので、ここは注意が必要です。
雇用契約書を
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