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ロキソプロフェンとアセトアミノフェンの違いとは?

ブログを読んでいただきありがとうございます!ここでは、同じような効果を持ったロキソプロフェンとアセトアミノフェンの違いについて解説します!ロキソプロフェンとアセトアミノフェンは2つとも、熱を下げたり、痛みを抑えたりすることができる薬です。(なぜそのような効果が得られるかは前回のブログを見てね!)ロキソプロフェンはシクロオキシゲナーゼを働かせなくする作用を持っているので、鎮痛、解熱作用の他に抗炎症作用を持っています。アセトアミノフェンにもシクロオキシゲナーゼを働かせなくする作用を持っていますが、ロキソプロフェンと比べるとその力はとても小さく、抗炎症作用は期待できません。また、ロキソプロフェンは薬の効果が大きく出やすい反面、胃腸障害や腎障害などの副作用が大きいです。しかし、アセトアミノフェンはロキソプロフェンと比べると、薬の効果は小さいですが、副作用がとても少なく、子供にも使用できるという違いがあります。このように両者に違いがあるので、症状の大きさや状況に応じて使い分けましょう!
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薬理学:薬の作用の仕方 ②アセトアミノフェン

ブログを読んでいただきありがとうございます!ここでは、どのように薬が身体に作用して効果を発揮するか、GPA3.56現役薬学生が分かりやすく解説させていただきます。②アセトアミノフェンアセトアミノフェン(一般名)とは、カロナール(商品名)のことです。 解熱剤や痛み止めとしてとてもよく処方されます。ではアセトアミノフェンはどのようにして熱を下げたり、痛みを止めたりしているのでしょうか。アセトアミノフェンは体温調節をしている脳の部分に作用し、末梢血管を広げさせる効果があります。血管が広がるので身体の熱が逃げ、結果的に熱を下げることができます。また、脳に作用して痛みに対しての感覚が鈍くなります。よって痛みを止めることができるのです。ロキソプロフェンと違う点は、アセトアミノフェンに抗炎症作用がないこと、副作用が少ないこと、小児に使えるという点です。詳しくは次回解説します!
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薬理学:薬の作用の仕方 ①ロキソプロフェン

ブログを読んでいただきありがとうございます!ここでは、どのように薬が身体に作用して効果を発揮するか、GPA3.56現役薬学生が分かりやすく解説させていただきます。①ロキソプロフェンロキソプロフェン(一般名)とは、ロキソニン(商品名)のことです。解熱剤や痛み止めとしてとてもよく処方されます。ではロキソプロフェンはどのようにして熱を下げたり、痛みを止めたりしているのでしょうか。熱や痛みは生体内でプロスタグランジンと呼ばれる物質が産生されることで生じます。この産生を手助けしているのが、シクロオキシゲナーゼという酵素です。ロキソプロフェンはこの酵素を働かせなくする作用を持っているので、プロスタグランジンが産生されなくなり、結果的に熱が下がったり、痛みが治まったりするのです。しかし、シクロオキシゲナーゼを働かせなくすることによって、胃腸障害などの副作用が生じることがあるので、使用には注意してください!以上です!読んでいただきありがとうございました!
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エモーショナルメンター#28

今日のマインドセットは、【子供に解熱剤を飲ませるな!】です。今回は健康の話です。 これは僕だけが感じてることなのかもしれないんですが、 昔に比べて医療が発達したデメリットとして、 簡単に薬を使う人が増えた気がしてます。 これって僕だけですかね? ちょっと古い考えですか? で、子供が風邪ひいたときとか、 高熱がでるときってあると思うんですが、 その時にあまりすぐに解熱剤を飲ませて欲しくないんですね。 というのも、理由が2つあって、 1つは、高熱が出るのには体の目的があるからなんです。 ちょっと遠回しの言い方をしたんですが、 あなたもなぜ風邪をひいたときに熱がでるのか。 っていうのは聞いたことあるんじゃないですか? 簡単に言ってしまえば、 体温をあげることでウィルスや細菌への 抵抗力を上げているわけです。 もう少し詳しくお伝えすると、 人間が体温を上げる目的は2つあると言われてます。 1つは、熱を上げることで、 ウィルスや細菌の増殖を抑えるためです。 実際、人間の体内に入るウィルスや細菌には 40度で死滅するものもあります。 死滅しなくても、体温を上げることにより 増殖を抑えているわけです。 これが1つ目の目的です。 もう一つは、 白血球やマクロファージの活動を 活発化させるためです。白血球は聞いたことある人が多いと思います。 ウィルスや細菌を攻撃したり、 白血球自体がウイルスや細菌を取り込んで消化する もの凄い細胞が白血球です。 で、もう一つのマクロファージですが、 白血球と同じようにウイルスや細菌を攻撃したり、 体を守ってくれる細胞です。 そして、体温が上がることで この白血球
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