薬理学:薬の作用の仕方 ②アセトアミノフェン

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ブログを読んでいただきありがとうございます!ここでは、どのように薬が身体に作用して効果を発揮するか、GPA3.56現役薬学生が分かりやすく解説させていただきます。

②アセトアミノフェン

アセトアミノフェン(一般名)とは、カロナール(商品名)のことです。
解熱剤や痛み止めとしてとてもよく処方されます。ではアセトアミノフェンはどのようにして熱を下げたり、痛みを止めたりしているのでしょうか。

アセトアミノフェンは体温調節をしている脳の部分に作用し、末梢血管を広げさせる効果があります。血管が広がるので身体の熱が逃げ、結果的に熱を下げることができます。
また、脳に作用して痛みに対しての感覚が鈍くなります。よって痛みを止めることができるのです。

ロキソプロフェンと違う点は、アセトアミノフェンに抗炎症作用がないこと、副作用が少ないこと、小児に使えるという点です。
詳しくは次回解説します!

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