タミヤ 1/72 零戦21型
飛行機の方も製作しています。直近で完成したのがタミヤの零式艦上戦闘機21型です。1/72なので全長で10cm程度なのですが、キット自体大変素晴らしいキットで、完成品のディテールはワンサイズ上の1/48のものを凌ぐと思います。組み立て説明書の通りに作っても素晴らしい作品にはなりますが、もう一手間手を加えてオリジナリティを目指しました。飛行機の機体は非常にたくさんの金属板を内部フレームにリベットで止めてあるわけですが、流石にこのリベットは再現されていませんので、専用のツールを使って実機の図面を見ながら彫り込んでみました。エンジンのプラグコードが簡略されていますので、金属線を使い再現、また主脚のブレーキオイルラインも金属線で追加しています。コックピット内はおおよその機器類はついていますが、零戦独特のシートの軽め穴を小さなドリルを使って実機通りに開けてあります。またシートベルトを金属の薄板を使って再現しました。零戦のライトグレーの色なのですが、諸説色々ありそのどれもがもっともな内容でどれが正解かはなかなか判断しづらいものとなっています。今回は錆を防止するためこまめに亜麻油を塗り込められていて、全体に緑っぽくなっていた説を再現しました。なので元々のライトグレーと緑っぽくなったライトグレー2色をランダムに違和感が生じない様に塗ってあります。使用感を与えるために全体を油絵具で汚しました。ウェザリングというんですけど、これを行う事で前述のリベットが目に止まる様になります。またエンジンが収まっている機首のカウリングは塗装剥げが多く見受けられるので、これも少し再現しています。こちら現時点での参考価
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