スペックにときめいたときほど、自分の軸を確認する
婚活アプリで、レクサスに心が動きました。そして少しだけ、自分を見失いかけました。占い師でも、揺れます。年齢を重ねると、つい相手のスペックを見てしまいます。年収。乗っている車。子どもがいるかどうか。同居か別居か。これからの人生を考えると、「安心」を探してしまうのは自然なことですよね。私もそうでした。レクサス。年収もいい。顔も悪くない。「悪くないかも」そう思って、やり取りを始めました。少しだけ、未来を想像しました。「これなら安心かもしれない」でも。会話が進んでも、心は静かなまま。嬉しいわけでもなく、ドキドキするわけでもなく。返信を考える時間が、ほんの少し“作業”になっていきました。話題を振るのは、いつも私。広がらない会話に、小さな違和感が積み重なっていく。そして、ふと浮かんだ言葉。「私、この人といて楽しい?」レクサスか、楽しくない会話か。比べたとき、小さく「あれ?」が生まれました。楽しいなら、無理しない。自然なら、考えすぎない。私は少し、頑張っていたのかもしれません。やり取りをやめたとき、惜しい、よりももったいない、よりも、先にきたのは、スッとした感覚でした。肩の力が抜けたような、静かな安心。ああ、無理してたんだなって。安心を選ぼうとして、自分の感覚を後回しにしていたことに気づきました。たぶん私たちは、「安心を優先するべき」そうやって生きてきた世代。堅実でいること。間違えないこと。でも恋は、安心だけでは少し足りない。安心だけの関係は、どこか“人生の延長”のように感じてしまうこともある。だから私は、安心80。ときめき10。全部を賭けるときめきじゃなくていい。でも、心が少し上を向く感覚
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