ゴールドとシルバーの色は、ディスプレイと印刷とでは違う
広告デザインにおいて、ゴールドやシルバーの表現はよく誤解されがちです。ディスプレイ上で綺麗に輝くゴールドやシルバーが、印刷物において同じように表現されると期待されることがあります。しかし、その誤解の原因はRGBとCMYKの違いにあります。こんにちは、MASTER39です。今回は、よく誤解されているゴールドとシルバーの表現について解説させていただきます。RGBとはディスプレイ上での色を表現するための方式であり、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3つの光の組み合わせによって色を再現します。一方、CMYKとは印刷に使用される方式であり、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)、黒(KeyPlate)の4つのインクの組み合わせによって色を再現します(CMYを掛け合わせると暗いグレーになる。完全な黒ではないので黒のインクを使用する)。特に、ゴールドやシルバーのような金属的な輝きを表現するには、ディスプレイ上のRGBではその輝きを再現することができますが、印刷のCMYKでは完全に再現することができません(CMYKではゴールドな感じ、シルバーな感じで表現されているのを良く見かけます)。これは、金属的な輝きが光の反射によって生じるため、ディスプレイ上のように光そのものを再現する広い色域を持っているRGBでは表現可能ですが、CMYKの狭い色域では不可能となります。CMYKで表現できるのはゴールドな感じ、シルバーな感じをグラデーションを使って表現するだけです。印刷でゴールドやシルバーの効果を出すためには、特殊な印刷技法やインクを使用する必要があります。
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