241.尿を我慢すると、体にどう影響? 「膀胱炎になりやすい」は本当?
・尿を我慢すると、体にどう影響? 「膀胱炎になりやすい」は本当? 真偽を医師に聞く
会議中や試験中など、大事なときに尿意を催した経験がある人も多いのではないでしょうか。状況によっては、トイレを我慢しなければならないときがありますが、体に負担をかけてしまいます。
尿を我慢した場合、体にどのような影響があるのでしょうか。「尿を我慢すると、膀胱(ぼうこう)炎になりやすい」といわれていますが、本当なのでしょうか。なかざわ腎泌尿器科クリニック(石川県野々市市)の中澤佑介(なかざわ・ゆうすけ)院長に聞きました。
尿の我慢で膀胱の機能が低下
Q.そもそも、会議中や試験中など、大事なときに限って尿意を催すことがありますが、なぜでしょうか。考えられる原因について、教えてください。
中澤さん「排尿は、自律神経によって調整されています。会議や試験に集中していれば、体と心が『興奮モード』になり、交感神経が優位になるので尿意を催さなくなります。尿意を催すということは、会議や試験にうまく集中できていないのかもしれません」
Q.「尿を我慢すると、膀胱炎になりやすい」といわれていますが、本当なのでしょうか。
中澤さん「膀胱炎は、『尿を我慢する』『膀胱内で細菌に感染する』など、さまざまな原因で発症します。例えば、尿を我慢することが増えると、膀胱の機能が低下します。それにより、排尿後に膀胱内の残尿量が増え、膀胱炎になりやすいと考えられています。
なぜ尿を我慢すると膀胱の機能が低下するのかを説明します。膀胱内にたまる尿の平均的な容量は300~400ミリリットル程度ですが、尿を我慢することで、その容量よりも多く尿
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