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音楽漫画(コラム第6回)

こないだの山田玲司のヤングサンデー第256(『ぼっち・ざ・ろっく!』回)を観て、 私が好きだった音楽を題材にした漫画を思い出していました。 それは、惣領冬実さんの『3-THREE-』です。 この漫画は、ロックは教育にふさわしくないというような時代に連載されていました。 思えば、放送部でB’zの『RISKY』を流していたら、顧問から「クレーム来るぞ」と注意され、音楽を変更した覚えがあります。 それで、『3-THREE-』の話。この作品は、少コミで連載されていて、主人公たちの恋愛ももちろん描かれますが、音楽が恋愛の色付けにとどまらないんですよね。 音楽をやる喜びから、主人公理乃の圭に対する嫉妬、商売道具として扱われる葛藤など人間物語となっています。 コミックを手放した今でも、理乃のピンチを『ロール・オーバー・ベートーヴェン』を2人で歌って乗り切るところとか、いろいろ印象に残っていますが、 中でも、圭のケンカが強くなるのではなく、逃げ足が速くなりたいという話。 これまで非力な主人公がヒーローに憧れ、「僕も強くなりたい!」というのが鉄板のネタだったけれど、 この漫画は、それを外してくるようなイメージで、いつも意外性があって惹きこまれていきましたね。 このブログを書きながら深読みしてみると、「逃げ足が速くなりたい」は、確かに意外性があるセリフだけど、同時に「問題と向き合わないで逃げたい」という思いの表れでもあるのかな、と思いました。 あと、鉛筆の削りカスだったかな、それをギター弾くときに使う?というエピソードがあったんですが、あれはどういう意味だったのかな。 ヤンサンで、この時代の少女漫
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