中小企業経営のための情報発信ブログ468:「人」重視の経営
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。部下のモチベーションを上げようと頑張っているのに、部下はやる気になってくれないという経験は誰にもあるでしょう。「数字重視のマネジメントモデル」から「人間的でクリエイティブな経営モデル」への転換が必要です。
1.「数字」重視から「人」重視へ
古い話になりますが、2008年5月、アメリカ・ハーフムーンベイに世界的権威を持つ経営学者やビジネスリーダー36人が結集し、「21世紀への提言」がなされました。
そのなかで、「とんでもなく時代遅れナマネジメントモデル」とされたのが、どの経営学の教科書にも載っている、20世紀初頭にフレデリック・テーラーが開発した「科学的管理法」です。これは、業務を標準化し、管理部門の人財を置き、仕事を計画・統制するもので、科学的管理法は経営学の原点と呼ばれ、戦後の復興期における大量生産を支えた考え方です。
この会議で批判された「古い経営モデル」は、人の心を無視した「数字重視の経営手法」といってよく、嘗ては「手続きが決まった作業」や「正解がある問題」では極めて効果的に作用しました。
しかし、今は先行きが見通せず、何が正解か分からない時代です。こうした時代では、この「古い経営モデル」では立ちゆかなくなってきています。ここで重要なのが「数字」ではなく「人」、つまり「人間的でクリエイティブな経営モデル」です。
この会議を主催した経営学の権威ゲイリー・ハメルはこの会議で出された提言を6つの視点でサマリーしています。
1:志を改める・・・富の最大化から脱却し、価値創造を目的とし、市民参画の自覚を持つ
2:能力を解
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