ツインレイを理解するための映画③~ベルリン、天使の歌~
ツインレイを理解するための映画として、これまで①の自己受容・自己統合を描いた『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、そして②のツインレイの象徴性と再会までの道のりを描いた『君の名は。』を挙げて、いよいよ次はツインレイの統合と、統合後の世界を描いた作品を紹介したいと思いましたが、正直これだ、と思える作品には、なかなか出会えませんでした。
そもそも、統合後のツインレイは、ドラマチックな展開というよりも、すでに満たされ、見た目には平凡で穏やかな日常を送っている場合も多く、なかなかドラマになりにくい、という理由もあるのかもしれません。そんな中で、今回紹介したいのはヴィム・ヴェンダース監督の『ベルリン、天使の歌』です。ヴェンダース監督は『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が大ヒットしたので、ご存知の方も多いと思います。
また近年では、役所広司さん主演の『パーフェクト・デイズ』なども監督されておりますね。
※以下、ネタバレが含まれますので、読みたくない方はご注意ください。
物語の舞台はタイトル通り、東西分裂中のベルリンです。
ヘドウィグも同じ東西分裂中のベルリンが故郷という設定だったのも、興味深いです。
ベルリンの人々を見守る天使である主人公ダミエルが、人間に恋をして、翼を捨てて、人間になるというストーリーなのですが、とても詩的で美しい作品です。
ダミエルたち天使は、ずっと太古の大昔から、人間を見守り、人々の心の声を聞き、孤独に寄り添い、時には愛を送り、また時には語り部的な存在として、静かに存在してきました。
ベルリンの戦前や戦時中の記憶を持つ、語り部のような老人が登場したり、ナチス映画
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