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甘えが強い人

こんにちは心理カウンセラーのなぎです。これは私の失敗例です。だいぶ前のことになりますが、お一人で暮らしている高齢の方でクリニックの受診付き添いをしていた時のことです。そのクリニックは、玄関でスリッパに履き替えて中に入らなければなりませんでした。玄関には頑丈なつかまる棒があり、そこにつかまって履き替えるようにお願いしていましたが、毎回私につかまって履き替えしました。人につかまって履き替えるのは、不安定で転ぶかもしれないと何度お伝えしても「そうねえ」と言って聞いては頂けませんでした。クリニック内で、受診に来た人に話しかけられても無視する。話をするのは、クリニックの先生とスタッフそして私だけです。出来ることはして頂きたいのですが、全部私にお任せです。その方の甘えが、だんだん私の重荷になってきました。ある時、ひとつの提案をご家族にお伝えしました。(内容は介護のことです)すると、凄い剣幕でクレームの電話がかかってきてご利用は終了しました。今でも、ごく一般的なことをお伝えしたのに「なぜ?」という疑問があります。人は精神的に疲れている時は、ちょっとしたことでも悪いようにとってしまうことがあります。私自身も反省点はあります。まず相手との精神的な距離を取ること、受け入れられることと受け入れられないことの線を引かなければなりませんでした。これは、今でもなかなか出来ずに難しいことだと思っています。周りに甘えが強い人がいる場合、自分を守るため相手に出来ることと出来ないことがあるということを伝えたほうがよいのかもしれません。
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うつ病家族に必要な〇〇力 -放置力-

うつ家族に必要な力の二つ目は「放置力」です。放置、というとあまり良くないイメージがあるかもしれませんが、うつ病のリハビリと長期療養期間で家族が潰れないためにはとても重要なスキルです。では、どんな風に「放置」すればいいか、考えてみましょう。1.放置=適切な距離を置くこと①心理的距離大事な家族がうつ病になれば、心配でそのことばかり考えてしまうのは仕方のないことです。しかし、自分にも生活もあればプライベートも仕事もある。うつ病の家族のことばかり考えていれば、それ以外が立ち行かなくなるのは当然の流れです。うつ病であっても、「相手は相手、自分は自分」と距離を取ることが必要です。②物理的な距離私自身も経験がありますが、本人が心配なのと、「淋しい」と言われるのと、一人では何も出来ない・しようとしない状態を知っているために、必要でもないのに常に一緒にいようとしてしまいます。これも長い目で見れば無理があります。いきなり自分だけ実家に帰る、とか、そういう荒療治はデメリットが大きすぎますが、1時間⇒3時間⇒半日、のように、物理的に離れている時間を作りましょう。「家族の看護に縛られている」という疲労感から解放される必要があります。③社会との距離残念な現実ですが、うつ病をはじめとした精神的疾患への偏見はまだあります。9人が心から心配してくれても、1人から批判的なことを言われれば、その意見に縛られ左右されてしまいがちです。社会の中で生きているのですから、周囲を完全スルーすることは難しいですが、「自分達にとって、今メリットとなる意見」以外とは距離を取りましょう。それは耳を傾けないのではなく、自分達の心の健康
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