中小企業経営のための情報発信ブログ349:戦略がすべて
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は瀧本哲史著「戦略がすべて」(新潮新書)を紹介します。
著者の瀧本氏は、京都大学産官学連携センターの客員准教授でしたが、惜しくも2019年に47歳の若さでお亡くなりになりました。東京大学法学部卒業後に助手となりましたが、助手の任期終了後は学界に残らず、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社、コンサルタントとして日本交通の再建に取り組むなど実務で活躍されていました。著書には「武器としての決断思考」「僕は君たちに武器を配りたい」「武器としての交渉思考」などがあります。
本書「戦略がすべて」は「ビジネス市場、芸能界、労働市場、教育現場、国家事業、ネット社会・・・どの世界にも各々の『ルール』と成功の『方程式』が存在する。無駄な努力を重ねる前に、『戦略』を手に入れて世界を支配する側に立て」と、AKB48からオリンピック、就職活動、地方創生まで社会の諸問題をち密に分析し、戦略の重要性を示唆してくれている一冊です。
本書の最初に「AKB48成功の方程式」が語られています。面白いので紹介します。
資本主義社会で成功するには「戦略」が必要です。それは芸能界でも同じです。タレントや芸能人が成功するのは難しく、その理由は、①どの人材が売れるか分からない ②生身の人間なので稼働率に限界がある ③売れるとタレント側に主導権が移る という3つの理由があるからです。これらを克服したのがAKB48だというのです。タレント一人ひとりを個別に売り出すのではなく、複数のタレントを包摂するプラットフォームを創ることで、グループ自体に価値がありその名のもとに大勢のタレ
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