夢を叶えてくれた奇跡の話 A story of a miracle that made a dream come true
いつもありがとう♪今回の内容は、僕の夢を叶えてくれた奇跡の話だよ。最初に、状況を説明するね。僕は、先天性の強度近視で、矯正(眼鏡、コンタクトレンズ、手術等)では、視力が回復しないの。でね、僕の周りの人は、何故だか分かんないんだけど、運転が好きで、運転が上手な人ばかりいたのね。大人になれば、運転できることは、「普通」でしょ。でもね、僕は、違ったんだ。運転免許を取得するための「条件」を満たしていないという現実。自分の両親でさえ、「僕の見ている世界」を知る術は、ないんだよね。逆も、そう。「両親の見てる世界」を僕は、知らない。言葉では、伝えきれなかったんだ。考えてみたら、「自分の見てる世界」って、自分にしか分からないんだよね。僕が最初にやったのは、「見えてるフリ」。(大人になったら、「運転ができるようになれる」と思って)まあ、バレバレなんだけど、自分をも騙すくらい「見えてるフリ」を続けたんだ。するとね、だんだん、そういう振る舞いができるようになってきたんだ。見えるようになったわけでは、ないよ。人の3倍の時間がかかるけど、「見えない」と言ってしまえば、通り過ぎてただろうことを、いくつも「普通」の人と同じくらいのレベルにまでは、できるようになっていった。3倍もの時間が必要なのだから、「人より優れてること」なんて、できない。やっと、辿り着けたところが「普通」レベル。誰も気にしないレベル。だって「普通」なんだもん。そんな僕は、「運転がしたい」という思いを胸の奥にしまって、家族のために、自分のために、働いていたんだ。40代半ば、仕事で空白の時間ができたことをきっかけに、もう一度自分に、「本当に
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