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お試し離婚

なんでも中国には「お試し離婚」という商売があるそうです。 簡単にいうと、離婚の危機に直面している夫婦向けのサービスで、本当に離婚するかを決定する前に、「お試し離婚契約」を結んだ上で、半年~1年の猶予期間を置くというものです。 この期間終了後に、やはり駄目なら正式の離婚手続きを取り、やり直すのであれば「お試し離婚契約」を「破棄」するわけですね。 この「お試し離婚契約」には、以下の取り決めがあります。 「妻は現在の住まいに引き続き住むことができる」 「期間中はお互いのいかなる自由も妨げてはならない」 「子供は妻が面倒を見、夫は子供と会うことができる」 「両親、子供に『お試し離婚』の旨を知らせること」費用は、簡単なものなら50元(約700円)程度、当事者あるいはその家族による猛烈な反対などで「お試し」すら困難な場合の説得が必要な場合は3万元(約42万円)程度とさまざま。 まあ、離婚を前提にした別居なり、両家の話し合いなりをして、半年くらいの猶予を置くというのは、日本でも普通に行なわれていることでしょう。 それが商売になるというのは、恐らく、他者に介入してもらうことにより、現実感を消し去り、一つのイベントのような感覚で離婚を考えることができるからでしょうね。 また、自分たちだけでは、理性的な思考や行動ができないので、面倒なことは避けて専門家に委ねようというなのかも知れません。 若い夫婦が、一時的な感情で離婚を考えたという場合には、こういうシステムを利用すると意外にスムーズに元の鞘におさまることができるということがあるのかも知れません。 大体、離婚には大変なエネルギーが必要なんですね。
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