運命変革の具体的方法 5

　諂　　てんと読む。へつらうことである。これは地獄の因果に分類されている。自他を不幸または滅亡させる猛悪な行為である。例えば中国共産党がウイグル人人権弾圧、強制収容、政局側の役人による収容所内レイプを繰り返していても、ジェノサイドと認定せず、経済的結びつきに目がくらみ、認定を先送りするような行為だ。

　例えるなら北斗の拳のアニメでも、ラオウがケンシロウとの決戦のまえに自分に諂ってきた部下を皆殺しにして決戦に挑む。支配者から見ても諂っている奴らは見えるものだ。

　現代でも、日本郵便の保険売り付けで、組織的に簡保を無理な売り付けをさせて一部犯罪として扱われたが、会社に諂うことで自分の人生も落ちることになる。

　諂う=不幸の預託。ということになる。諂っておいしいところをいただくこともあるだろうが、その後においしかった以上の贖罪が待っている。選挙違反の連座のようだ。

　能力があるものは諂うことなく正しい目をもって一心に努力すれば、ごきげんとってもなれない地位まで上ることができるし、そうしないと組織は腐敗して持たなくなる。そんな電気回路のような法則が因果応報にもある。