こんにちは、今日は11月24日です。
それでは、「仲間入り」から「どっぷり」にどのようにすればステップアップできるのでしょうか?
仲間入りステップは、「自分の周りという狭い世界で生きていくために周りを模倣する」ことが中心と思われます。
どっぷりステップは、「制約などが気になり模倣から脱出。自分と他者の区別意識が育つ」ことになります。
抽象的に言うならば「自分の意志を言える、意志に基づき行動」できるようになるのが、第2段階のどっぷりステップだと思われます。そして、自分は自分、家族は家族と自分と他者の区別意識が育つのもこのステップの特徴でしょう。
レスポンスよく話ができて、対話が成立する学生Aの場合、自分の意志かどうかを確認しています。学生Aの場合、かなり自分の意志を表現することの重要性をわかってきているので、両親の言葉や判断をそのまま伝えていないか、必ず理由を聴くようにしています。しかし、その理由が一般的に理解できる内容であることを望んではいません。なぜならその理由は周囲の大人の誰かが話したものである可能性が高いからです。
望んでいるのは、学生Aの利己的な理由が出てくることです。利己的な理由が出てきてこそ、「自分と他者の区別意識が育ってきた」と判断できるからです。
一方、話ができない学生Bの場合、つまり、レスポンスが遅く声が小さく対話が成り立たない場合は、対面でPCを使用して筆談を行っています。大きな声を出すというプレッシャーから解放し、自分の考えを表現しやすくするためです。もちろん、文字でもレスポンスはかなり遅いです。
私の周りだけかもしれませんが、今のところ第2段階仲間入りステップの学生でITに明かるい人はいません。なぜでしょうか? おそらく言語化能力が低いので、学ぶことが困難なのだと思います。
ある日、学生Bが「なぜこうなっちゃったんだろう」とつぶやきました。他のカウンセリングブースのやり取りが耳に入ってきたのかもしれません。これは、自分と他者の区別をし始めた兆候だと思います。喜ばしいことです。
ここで気を付けなくてはならないのは、なぜそう思うのか? と質問しないことです。本来第2段階仲間入りステップの学生は、模倣が中心ですから「理由」はないのです。その理由を考えさせることで、また仲間入りステップ中心に戻してしまう危険があります。
「そのように感じたことを言葉にしてくれたことは、とてもうれしいね。そうやって言ってもいいんだよ、ここではね。なんでもね」というように「言っていいんだ」と思ってもらい、自身の言葉を発せさせるようにした方が賢明でしょう。
特効薬はありません。支援する側は各段階やステップの違いを理解し、もとの居場所に戻らないように少しずつステップアップを図る必要があります。
続きは次回で。
ココナラで皆さんの成長支援を行えることに感謝いたします。
どうそよろしくお願いいたします。