LPを作るとき、細部にこだわって、なかなか公開できないことがあります。
文章をもっと直したい。
デザインをもっと良くしたい。
説明をもっと追加したい。
ストーリーをもっと練り込みたい。
もちろん、LPを丁寧に作ることは大切です。
しかし、私はLPを最初から完璧に仕上げようとする必要はないと考えています。
なぜなら、どれだけ時間をかけて作っても、実際にユーザーがどう反応するかは、公開してみなければわからないからです。
LPは「完成品」を作るのが目的ではない
LPを作る前には、考えることがあります。
誰に売るのか
どんな悩みを持っているのか
商品・サービスの強みは何か
何を伝えるのか
どんなストーリーにするのか
最終的に何をしてほしいのか
こうした基本を整理して、セールスレターとして成立するLPを作る。
ここまでは必要です。
でも、そこから先、
「もっと完璧にしてから公開しよう」
と考え始めると、話が変わってきます。
どれだけ考えても、公開前は「仮説」
売る側には、伝えたいことがたくさんあります。
「この商品のここがすごい」
「このストーリーを知ってほしい」
「このメリットを理解してほしい」
そう考えてLPを作ります。
しかし、それはあくまで売る側から見た仮説です。
本当にユーザーに響くのか。
どこまで読んでくれるのか。
どこで興味を失うのか。
CTAをクリックしてくれるのか。
問い合わせや申込みにつながるのか。
これは、実際にユーザーを入れてみないとわかりません。
だから「テストマーケティング」をする
私なら、基本を押さえたLPをある程度作ったら、まず市場に出します。
そして、
テストマーケティングをする。
実際にアクセスを流して、ユーザーの反応を見る。
ここが重要です。
「なんとなく良さそう」
ではありません。
データを取得して、数字で検証します。
たとえばLPを、
ファーストビュー
↓
問題提起
↓
共感・ストーリー
↓
商品説明
↓
オファー
↓
FAQ
↓
CTA
といったブロックに分け、それぞれにタグなどを設定する。
そして、
どこまで読まれたか
どこで離脱したか
どの部分が読まれているか
CTAまで到達したか
CTAがクリックされたか
問い合わせにつながったか
といったデータを確認します。
数字を見ると、思い込みが崩れる
ここがテストマーケティングの面白いところです。
売る側は、
「このストーリーは絶対に読んでほしい」
と思っていた。
ところが、実際にはほとんど読まれていない。
逆に、
「ここは補足程度でいいだろう」
と思っていた部分が、意外と読まれている。
こういうことが起こります。
つまり、
売る側の「重要」と、ユーザーの「重要」は違うことがある。
だからこそ、実際の数字を見る。
そして、数字をもとに修正する。
「70点で出す」という考え方
もちろん、適当に作ればいいという話ではありません。
ターゲットも考える。
訴求も考える。
商品価値も整理する。
ストーリーも作る。
CTAも用意する。
最低限、LPとして成立させる。
そのうえで、
「これで完璧だ」ではなく、「これでテストできる」
という状態になったら、市場に出してみる。
そして反応を見る。
問題が見つかったら改善する。
またテストする。
このほうが、最初から100点を目指して延々と修正するより、実際のユーザーから得られる情報を早く手に入れられます。
LPは「作る→テスト→改善」
LPは一発で正解を当てるものではありません。
仮説を立てる
↓
LPを作る
↓
アクセスを流す
↓
データを取得する
↓
数字で検証する
↓
改善する
↓
再びテストする
このサイクルを回していく。
つまり、
LPを完成させてからテストするのではなく、テストしながらLPの完成度を上げていく。
これがテストマーケティングの考え方です。
完璧主義より、検証と改善
LPに時間をかけること自体が悪いわけではありません。
しかし、公開前にどれだけ考えても、それは市場に出していない以上、仮説の段階です。
だったら、
基本を押さえたLPを作る。
市場に出す。
テストマーケティングする。
数字を見る。
改善する。
このほうが、ユーザーの反応という現実のデータを使ってLPを育てていけます。
LPは芸術作品ではありません。
ユーザーに行動してもらうためのマーケティングツールです。
だから私は、
完璧なLPを作ってからテストするのではなく、
テストするためのLPをまず作る。
という考え方です。
そして、実際の結果を見ながら改善していく。
完璧主義より、テスト。
思い込みより、数字。
完成を待つより、まず市場へ。
それがLPを育てるための、ひとつの考え方です。