【中学受験】『コベツバ』で、方程式のような解き方が身についてしまった子。

【中学受験】『コベツバ』で、方程式のような解き方が身についてしまった子。

記事
コラム
『使いこなせる人間が、正しい使い方をしないと効果は出ない。』

SAPIXのテキストも
早稲アカのブルドーザー方式も、
公文式も、
コベツバも、
何でもそうだと思います。

前にも書きましたが、
コベツバが出てきた時は
『親のニーズを掴んだ素晴らしいシステム』
『共働きのご家庭にはピッタリ』
『伴走が当たり前の今の中受には最高』
と思いました。

コベツバをうまく使いこなして、
効果を出しているご家庭もあります。

ただ、意外に少ない気もしています。

まず特にボリュームゾーンの子たちは、
あまり使いこなせていない気がします。
説明の上手な先生が説明していますので、
その場では理解した気になれます。
ただ、一週間後には
見事に忘れていることが多いです。
私も日々気をつけていますが、
解説をしっぱなしではなく、
『そろそろ忘れた頃かな?』
と思ったら確認して、
きちんと定着するまでやり続けます。

次に、最難関クラスの子たちにも、
問題が起き始めています。

本人たちは結果も出して、
うまく使いこなせていると思っていますが
見えないところで静かに
病魔に冒されていることが多いです。

その一つが
『何でも方程式のように解いてしまい、図や表で整理できなくなってしまう』
ということです。

『この方法の方が速く解けるから、別にこのやり方でもいいでしょ?』

『小5から小6の初めぐらいはいいけど、この先困る時が出てくるよ。』

『どんな時?』

『もっと問題が複雑になってきた時に、いきなり方程式みたいな⬜︎の式を作れなくなるよ。図や表で問題を整理してからじゃないと、式を作れなくなるよ。』

『その他には、本番の入試の時に困るよ。途中式や図を答案に書かなければならない時に、書こうと思っても書けなくなるよ。方程式のような式だけだと、良い評価をしてくれない学校もあるよ。』

一昔前は
開成などの御三家の問題を速く解くために
方程式のような式が使われました。
最難関クラスでは
ひっそりと教えていました。
それがだんだんとメジャーになり、
どんどん広まっていきました。

学校側も入学してきた子の解き方を見て、
『ん??何で何にも書かないんだ?なぜやれるところまで整理しないんだ?』
となったと思います。
このような経緯から、
途中式や考え方を書かせる学校が
とても増えてきたと思います。

コベツバをうまく使いこなすためにも、
簡単な問題の時から、
図や表で問題をきちんと整理して、
問題が複雑になる前に
『自分の型』を作り上げてくださいね!

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