縁切りで動いたのは誰?

縁切りで動いたのは誰?

記事
コラム
「3日にお寺へ行って、7日に異動の話が出たんです」

そんな話を聞きました。

私、思わず日付を聞き直したんですよね。

4日後。

その方は、職場の上司との関係にかなり疲れていて、

「できれば異動したい」

と思っていたそうです。

そこで、以前占い師さんに勧められていた、縁切りで知られるお寺へ行ったとのこと。

しかも、

「縁を切ったら、良い縁も結んだ方がいい」

と言われて、縁結びも一緒にしてきたそうです。

そして4日後。

本当に、異動の話が出た。

これ、聞いたらちょっと気になりませんか?

「え、そんなに早く?」

「やっぱり縁切りって効くの?」

って。

私も、そこは気になりました。

ただ、結局のところ、

「お寺に行ったから異動が決まった」

とまでは言えないんですよね。

偶然だった可能性だってあります。

でも私は、この話を聞いた時に、もう一つ気になったことがありました。

動いたのは、嫌だった上司じゃない。

本人だったんです。

ここ、ちょっと面白いと思いませんか?

人間関係でしんどくなってくると、

「あの人さえいなくなれば」

「向こうが異動してくれたら」

って思うこと、あると思うんです。

私も、相談を聞いているとよく耳にします。

でも今回、実際に環境が変わったのは相手ではなく本人。

つまり、縁が動くって、

必ずしも「嫌な相手が消える」という形だけじゃないんですよね。

自分がその場所から離れることもある。

今まで我慢していた役割から降りることもある。

相手との距離の取り方が変わることもある。

関係の形そのものが変わる。

そういう動き方もあるんです。

そもそも私は、

「縁が切れた、よかったね」

だけでは、あまり終わらせたくないんです。

なぜ、その人との関係がそこまで苦しかったのか。

どうして、そこまで我慢していたのか。

本当に離れたかったのは、その人なのか。

それとも、その人といる時の自分だったのか。

私の考えでいうと、

ここって、結構大事なんですよね。

相手がいなくなったのに、
また別の場所で似たような人間関係になることもあります。

逆に、

相手は何も変わっていないのに、
自分が一歩動いたことで、
不思議なくらい関係が変わることもある。

だから私は、

「縁が切れたかどうか」より、

その出来事で、その人の現実がどこへ動いたのか。

そこを見ることの方が大事だと思っています。

今回も、

お寺に行って4日後に異動の話が出た。

もちろん、これをどう捉えるかは人それぞれです。

でも、

「嫌な人がいなくなった」

ではなく、

「自分の環境が動いた」

というところに、私はすごく引っかかりました。

あなたなら、この出来事をどう受け取りますか?

※プライバシー保護のため、時期や一部の状況は実際の内容から調整しています。

もし今、人間関係の中で
「相手が変われば楽になるのに」
と感じているなら、

本当に離れる必要があるのは何なのか、
一度整理してみてもいいかもしれません。

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