学校の成績だけでは見えない。子どもの才能はどこに表れる?

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「成績は普通。でも好きなことになると驚くほど詳しい」
「家ではよく話すのに、学校ではほとんど発言しない」
「決められた課題は苦手なのに、自分で選んだことには何時間も集中する」

お子さまについて、こういった様子に心当たりはありませんか。

【学校で見える姿は、その子の一部です】

学校の授業や成績は、子どもを見る大切な物差しの一つです。決して否定するものではありません。ただ、集団で同じ時間割・同じ課題に沿って進める場という性質上、そこだけでは見えにくい力があるのも事実です。

学校での姿と、家庭や好きなことに取り組んでいるときの姿。両方を合わせて見ることで、その子らしさが見えてくることがあります。

【才能は「結果」だけでなく、「力の使い方」に表れます】

才能というと、特別に秀でた一つの技能をイメージしがちです。でも、日々の様子を見ていくと、才能はもっと手前の部分——力の使い方そのものに表れていることが多いように思います。

・何に自然と興味が向くか
・どんな時に集中するか
・物事をどう考えるか
・考えたことをどう表現するか
・どんな環境なら力が出やすいか
・人とどう関わるか

例えば、決められた課題には集中しにくくても、自分で選んだテーマなら何時間でも没頭できる子がいます。大勢の前では話さなくても、1対1なら自分の考えをしっかり話せる子もいます。これらは、「その子に合う条件が何なのか」を教えてくれる手がかりです。

【「苦手」の裏側を見る】

苦手に見えることも、角度を変えると別の姿が見えてくることがあります。

集団の中で発言しない子を見て、「考えがないのかもしれない」と決めつけてしまうのは早いかもしれません。実際には、じっくり考えてから話したいタイプかもしれませんし、大勢の前という環境が合っていないだけかもしれません。

興味のない課題に集中できない子を見て、「集中力がない」と即断してしまうのも同じです。興味のあることには驚くほど長く集中できる、という場合もあります。

一つの見方に固定せず、いくつかの角度から見てみることで、違う姿が見えてくることがあります。

【親が今日からできる観察】

特別なチェックリストや診断は必要ありません。日常の中で、次のような問いを持ってみるだけでも、見えてくるものがあります。

・何をしている時に、時間を忘れているか
・どんな時に、いちばんよく話すか
・誰といる時に、自然体でいられるか
・何を、誰に言われなくても自分から調べているか

答えが一つに決まらなくても大丈夫です。日々の様子を積み重ねて見ていくことに意味があります。

【30年以上、教育現場で子どもと保護者に向き合ってきました】

私(AYAKI)は、公立小中学校を中心に30年以上、教育現場で子どもたちと向き合ってきました。その中で、学校という場所だけでは測りきれない一人ひとりの姿を、繰り返し見てきました。

長く関わってきたからといって、お子さまの才能がすぐに分かるわけではありません。それでも、学校で見える姿だけがすべてではない、という前提に立って一緒に考えることはできると思っています。

【「どう変えるか」より、「どう見るか」】

お子さまについて悩むとき、つい「どう直すか」「どう変えるか」に意識が向きがちです。でも、まずは「今のこの子を、どう見るか」から始めてみると、見えてくるものが違ってくることがあります。

学校の評価も、家庭で見える姿も、どちらも大切な情報です。両方を合わせて、その子らしさを一緒に整理していけたらと思っています。

一人で整理するのが難しいときは、お子さまの普段の様子をうかがいながら、学校では見えにくい良さや、合いやすい学び方・環境・関わり方を一緒に整理しています。


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