神仏のメッセージとは_占い師の日記

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最初に私が神仏と対話できる人を見たのは、
宮古島のユタさんである。
御嶽にもお連れいただき、儀式の一端を見学、いやその祈りに混ぜて頂いた。
特に才能の根拠がわかっていたわけではないが、
「エンタメに関わる仕事をしたい」という願いを相談した学生時代、
そのユタさんの言葉以上に、その晩に月と対話した。
泊まったホテルのプライベートビーチのような小さな入江で19時頃、
ぷかぷかと夜空の下で浮いていたら、月が話しかけてくる。
それは、鼓膜を震わす声でも、視覚的なものでもなく、
質問する前から答えを得たような、ある種一方的な情報を、
納得する前から知っていたような、むしろ初めて知ることなのに忘却した指示を思い出したような不思議な感覚だった。

訪れる土地で便利な郵便屋のように、神様からの伝言を預かり、次の占いのお客様にそのままお伝えすることが多い。

スピリチュアル系のブログを見ると神様に人格があり、
とても長く、しっかりと受取手に対してメッセージを下ろしている経験をお書きになる方も多く、
自分にはいつも電報のように端的で、
禅問答のような言葉しか来ないので、その感覚の違いについていつか語り合ってみたいものである。

最近は、もはや仏像に関しては

「あなたは、わたし」というメッセージがどの仏像をみても同じことで、
そうですね、
私も、
仏の顔で生きねばなりませんよね と、
美しい仏像の顔を見ながら、(いやそれはなかなか)と思っている。

堂本剛さんの歌に「いま あなたと 生きてる」という歌があり、
仏像から得たメッセージを現世の音楽に載せると、
こういう感じになるのかと思う。
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