WordPressの次の大きな版、7.2の公開が近づいています。
公式の予定では、2026年12月8日です。
10月には試しの版(ベータ版)が出て、世界中で動作の確かめが進んでいます。
大きな版の更新は、年に数回あります。
小さな修正の版とちがって、画面や機能が変わるため、テーマやプラグインとの相性が出やすい更新です。
この記事では、7.2で変わることと、公開の前に準備しておくことをまとめました。
■7.2で変わる主なこと
公式の発表から、ふだん使う方に関係しそうなものを挙げます。
・画像の取り込み:画像を、パソコンの側で小さくしてから取り込めるようになる
・スマホ向けの見え方:ギャラリーの列の数などを、画面の大きさごとに決められる
・管理画面:次に開きそうな画面を先に読み込んで、表示を速くする
・メモの機能:編集画面のメモに、反応を付けられるようになる
細かな見た目や、開発者向けの変更も多く含まれます。
画面のボタンの位置や、アイコンの見た目が変わるところもあります。
■試しの版は、ふだんのサイトに入れない
公式も、試しの版はふだん使っているサイトに入れず、試すための場所で使うよう案内しています。
「新しいものを早く使いたい」と思っても、お客様が見るサイトには入れないでください。
■公開までに準備しておくこと
・バックアップが自動で取れているか、戻し方が分かるか
・使っているテーマとプラグインを書き出す(名前と、最後に更新された時期)
・1年以上更新されていないプラグインがないか
・自動更新の設定が、大きな版にも効くようになっているか
・12月は年末の休みと重なるので、だれがいつ更新するかを決めておく
更新が止まっているプラグインは、新しい版で動かなくなることがあります。
代わりになるものを探すなら、時間のある今のうちです。
■公開されたら、どうするか
・安全のための小さな修正の版:出たらすぐに入れる
・大きな版(7.2):テーマやプラグインが対応したかを見てから入れる
大きな版は、公開から少しの間に、細かな不具合の直し版が出ることがよくあります。
急ぐ理由がなければ、テーマやプラグインの対応を確かめ、営業日の昼間など、何かあってもすぐ動ける時間に更新しましょう。
年末の休みの直前に更新するのは避けたほうが安心です。
■更新のあとに見る場所
・トップページと、よく見られるページ
・お問い合わせフォームや予約の仕組み
・画像の取り込みと、記事の編集・保存
・スマホでの見え方
■頼むときに伝えること
・使っているテーマとプラグインの一覧
・自動更新をどこまで有効にしているか
・更新してほしい時期と、避けたい時期(繁忙期・休みなど)
・何かあったときの連絡先
一覧が手元にあれば、相性の確認から始められます。
■自分で確かめるチェックリスト
・バックアップの日付と戻し方を確かめた
・テーマとプラグインの一覧を書き出した
・更新が止まっているプラグインを見つけた
・更新する日と担当を決めた
・更新のあとに見るページを決めた
■よくある質問
Q. 自動更新にしていれば、7.2も勝手に入りますか?
A. 設定によります。小さな修正の版だけ自動にしているサイトもあれば、大きな版まで自動にしているサイトもあります。「ダッシュボード」→「更新」で、今の設定を見ておきましょう。
Q. 7.2に上げないと、危ないですか?
A. すぐに危なくなるわけではありません。ただ、手厚く面倒を見てもらえるのは最新の版です。準備ができたら、なるべく早めに上げましょう。
Q. 画像の取り込みが変わると、今ある画像はどうなりますか?
A. 新しく取り込む画像の扱いが変わるもので、今ある画像がそのまま変わるものではありません。気になる方は、更新のあとに1枚取り込んで確かめてください。
Q. テーマが対応しているか、どうやって分かりますか?
A. テーマの配布元のお知らせや、テーマの更新の説明を見てください。有料のテーマなら、販売元のお知らせに書かれていることが多いです。
Q. 試しの版を試してみたいときは?
A. ふだんのサイトとは別に、試すための場所を用意してください。サーバーによっては、サイトのコピーを作る機能があります。
■任せたい方へ
ご自分で準備できる方は、この手順で十分です。
「プラグインの相性を見てから更新してほしい」「年末年始も含めて見回りを任せたい」という方には、WordPressの保守を月額でお受けしています。
更新や見回りも含めて、毎月ご報告します。
WordPress保守を月額で代行し毎月報告します