WordPressには、本体やプラグインを自動で更新する仕組みがあります。
「オンにしておけば安心」という声もあれば、「勝手に更新されてサイトが崩れた」という声もあります。
どちらが正しいかは、サイトの使い方と、何かあったときに気づける体制があるかで変わります。
この記事では、本体・プラグイン・テーマごとの考え方と、オンにする前に整えておきたいことをまとめました。
■自動更新の、よいところと心配なところ
よいところ
・弱点を直す更新が、すぐに入る
・更新を忘れて、古いまま放っておくことがなくなる
心配なところ
・更新で表示が崩れても、すぐには気づけない
・夜中や休みの日に更新されると、気づくのが遅れる
■WordPress本体
本体の小さな更新(セキュリティの修正など)は、多くの場合、初めから自動で入るようになっています。
これはオンのままがおすすめです。
大きな版の更新(6.7から6.8のような更新)は、新しい機能の追加が中心で、まれに古いプラグインと合わないことがあります。
自動にするかどうかは、プラグインの状態を見て決めます。
■プラグイン
プラグインの一覧で、1つずつ「自動更新を有効化」を選べます。
全部をまとめてオンにするより、次のように分けて考えると安心です。
オンにしやすいもの
・利用者が多く、更新がこまめに出ているもの
・セキュリティ対策のプラグイン
・止まっても、サイトの表示に大きな影響がないもの
手動のほうが安心なもの
・お問い合わせフォーム、予約、ネットショップなど、止まると困るもの
・ページの見た目を作っているもの(ページを組み立てる道具など)
・有料で、更新の仕組みが別になっているもの
■テーマ
テーマの更新は、サイトの見た目に直接かかわります。
テーマに直接手を加えている場合、更新で変更が消えることがあるので、自動にはしないほうが安全です。
■オンにする前に整えておきたいこと
1. 毎日、自動でバックアップが取れている
2. サイトが止まったときに、知らせが届く仕組みがある
3. 少なくとも週に1回は、サイトを開いて表示を確かめる人がいる
この3つがそろっていれば、自動更新で何か起きても、早く気づいて元に戻せます。
■手動にするなら、更新の日を決める
手動のまま運用するなら、「毎月第1月曜日」のように日を決めて、
バックアップを取ってから、まとめて更新します。
大きな弱点のニュースが出たときだけは、日を待たずにすぐ更新します。
■自分で確かめるチェックリスト
・本体の小さな更新が、自動になっているかを見た
・プラグインを、自動にするものと手動にするものに分けた
・止まると困るプラグインを書き出した
・テーマに直接手を加えていないかを確かめた
・毎日のバックアップが取れているかを確かめた
・手動の更新をする日を決めた
■よくある質問
Q. 全部自動にしておけば、何もしなくていいですか?
A. 更新は自動になりますが、更新で崩れたことに気づく人が必要です。定期的にサイトを開いて確かめましょう。
Q. 自動更新で崩れたら、どうすればいいですか?
A. バックアップから戻すのが早い方法です。どのプラグインが更新されたかは、管理画面やメールの通知で分かることがあります。
Q. 自動更新のメールがたくさん届きます。
A. 更新が成功したかどうかの知らせです。失敗の知らせが届いたときだけは、早めに中身を確かめましょう。
Q. 有料のプラグインも自動になりますか?
A. 有料のものは、ライセンスの登録が必要なことが多く、自動にならない場合があります。作っている会社の案内を確かめてください。
Q. 自動と手動、結局どちらがいいですか?
A. バックアップと見張りの体制があるなら自動、ないなら手動で日を決めて更新、が目安です。
■更新を任せたい方へ
ご自分で管理できる方は、この考え方で十分です。
「更新のたびに崩れないか心配」「見張る時間がない」という方には、毎月の更新と確認を代行しています。
WordPress保守を月額で代行し毎月報告します