管理画面にテーマの更新のお知らせが出ていたので押したら、サイトの色や文字の大きさががらりと変わってしまった。
足しておいたボタンや、ヘッダーの表示が消えた。
それが怖くて、テーマの更新を何年も止めている方も少なくありません。
なぜ消えるのか、どう戻すのか、どうすれば次から消えないのかをまとめました。
■まず、本当に消えたのかを確かめる
・ページを再読み込みし、別のブラウザやスマホでも見る(古い表示が残っていることがあります)
・いつから変わったか(テーマの更新直後か、本体やプラグインの更新のあとか)
・どこが変わったか(全体か、一部だけか)
変わる前と後の画面を、スクリーンショットで残しておくと、相談するときに役立ちます。
■消えるもの、消えないもの
テーマを更新しても、ふつうは次のものは消えません。
・記事や固定ページの文章・画像
・「外観」→「カスタマイズ」で選んだ色やロゴ
・「追加CSS」に書いた見た目の調整
消えるのは、テーマのファイルそのものを直接書き換えていた部分です。
たとえば、管理画面のテーマの編集画面でコードを書き足したところや、制作会社がサーバーの中でテーマのファイルに手を入れたところです。
■なぜ消えるのか
テーマの更新は、テーマのフォルダの中身を新しいものにまるごと入れ替える作業です。
入れ替えた時点で、元のファイルに加えていた手直しはなくなります。
■子テーマという仕組み
子テーマは、元のテーマ(親テーマ)をそのまま使いながら、変えたい部分だけを別の場所に分けて持っておく仕組みです。
親テーマを更新しても入れ替わるのは親のほうだけなので、子テーマに書いた手直しは残ります。
「消えるのが怖いから更新しない」状態は、テーマの弱点が直らないまま残るため危険です。
子テーマは、安心して更新できるようにするための仕組みです。
■消えてしまったときの戻し方
・更新前のバックアップがあれば、テーマのフォルダだけを更新前に戻します(サイト全体を戻すと、その後の記事まで戻ることがあります)
・戻したら、新旧のファイルを見比べて、書き換えていた部分を子テーマや「追加CSS」に移します
・バックアップがなければ、テーマの古い版や過去のスクリーンショットを手がかりに作り直します
ここまでやって、ようやく「次の更新でも消えない状態」になります。
■子テーマに切り替えるときの注意
・「カスタマイズ」の設定や「追加CSS」は、テーマごとに保存されていることが多く、切り替えると初期の状態に見えることがあります。切り替える前に控えておきましょう
・テーマの作者が公式の子テーマを配布していれば、それを使うのが安心です
・いきなり本番で切り替えず、できればテスト用の複製で試します
■ご自分のサイトを確かめる
「外観」→「テーマ」で、有効になっているテーマの名前に「Child」「子テーマ」とあれば、子テーマを使っている可能性が高いです。
制作会社に作ってもらったサイトなら、「テーマのファイルを直接変えていますか」と一度聞いておくと安心です。
■直すのが難しいときは
消えた部分の復元や、子テーマへの移し替えをお受けしています。
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