「GA4は入れてあるけれど、開いていない」
一度開いてみたものの、画面が難しくてそっと閉じた。
そういう方はとても多いと思います。
無理もありません。
GA4(Googleアナリティクス)は、専門家向けの機能まですべて詰まった道具だからです。
でも、全部を使う必要はありません。
小さな会社やお店なら、月に1回、3か所を見るだけで十分です。
■数字は「次に何をするか」を決めるためのもの
アクセス解析の数字は、眺めるためのものではありません。
見ても行動が変わらない数字は、見なくていい、と割り切ってください。
見るべきは人数の多さではなく、どの入口から来た人がどのページを読み、相談につながったかです。
月に1万人来ても問い合わせがなければ商売には効いていませんし、月300人でも毎月相談が来ているなら、そのサイトはしっかり働いています。
■月1回見る3か所
1. 問い合わせの数
フォームの送信や電話番号のタップが、月に何件あったか。
サイトの成績の本体です。
2. どこから来たか
検索、社名での検索、SNS、ほかのサイトからの紹介など。
相談につながる入口が分かれば、次にどこへ力を注ぐかがはっきりします。
3. どのページが見られているか
手間をかけて作ったページが、いちばん読まれているとは限りません。
読まれているページこそが、サイトの本当の入口です。
この3つを、毎月1行ずつメモしておくだけで、翌月と比べられるようになります。
■3か所から読み取れること
・社名やサービス名での検索が増えている → サイトの外での活動(紹介や名刺交換)が効いてきた
・問い合わせた人の多くが、ある記事から入っている → その記事に近い話題の記事を増やす
・人は来ているのに問い合わせがゼロ → 足りないのは集客ではなく、ページの中身や問い合わせまでの道筋
■見なくていい数字
・ユーザー数の小さな上下(季節や話題で自然に揺れます)
・細かい指標(専門家が診断に使うもの)
・リアルタイムの画面(見ていて楽しいけれど、何も決まりません)
■いちばん大事な設定
実は「問い合わせの数」は、何も設定しないままでは数えてくれません。
フォームの送信完了などを、GA4の「主要イベント」として登録しておく必要があります。
ここが未設定のサイトは本当に多く、成果の数え方が決まっていないまま何年眺めても、判断にはつながりません。
頼むときは「お問い合わせの送信完了を、GA4で成果として数えられるようにしてください」とお願いすれば伝わります。
■やりがちな失敗
・アクセス数を増やすこと自体が目的になる
・数字を並べた立派なレポートを作って満足する
・難しくて全部やめてしまう
■数字から次の一手を決めたい方へ
数字は見られても、「では何を直せばいいのか」で止まってしまう方も多いと思います。
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