誘いたいけれど、誘えない。断られる怖さと夫婦のすれ違い

誘いたいけれど、誘えない。断られる怖さと夫婦のすれ違い

記事
コラム
前回は、恋愛小説などを読んでいて感じた「男性から誘うもの」という固定観念についてお話ししました📚

今回は、自分から誘うことの難しさと、断られた経験が夫婦の関係にどんな影響を与えるのかについて考えてみたいと思います。

💭 誘う側には、断られるかもしれないという怖さがある
自分から誘うことって、やっぱりハードルが高いですよね。

誘う側としては、もちろん受け入れてもらいたい。

でも、同時に「断られるかもしれない」という気持ちもあるわけです。


もし断られたら、どうしよう。


恥ずかしい思いをするかもしれない。


自分に魅力がないと思われているのかな、と落ち込むかもしれない。


あるいは、相手にとって自分はもう求めたい存在ではないのかな、と考えてしまうかもしれない。


そうした不安があるからこそ、なかなか自分からは誘えないんですよね。

一方で、誘われる側にも、もちろんいろいろな気持ちがあります。


誘われたら嬉しい。


自分を求めてくれているんだ、と感じられる。


でも、そのときに応えたくなければ、断るという選択肢もあります。

そういう意味では、自分から誘うよりも、誘われる側の方が楽な部分はあると思います。


ただ、誘われる側だって、何も考えていないわけではありません。


断ったら、相手を傷つけてしまうかもしれない。


断ったことで嫌われてしまうかもしれない。


次から誘ってもらえなくなるかもしれない。


そんな不安を感じることもあるでしょう。

つまり、誘う側にも、誘われる側にも、それぞれの怖さがあるんですよね。


どちらが楽で、どちらが大変なのか。

それは一概には言えないと思います。


ただ、ひとつ言えるのは、


どちらも、自分が傷つきたくないという気持ちを持っている


ということです。

そこは、お互いに知っておいてほしいなと思います😊

💔 一度断られると、次から誘えなくなってしまう
セックスレスが長く続いているご夫婦の場合、以前に誘って断られた経験がある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。


一度断られただけでも、傷つくことはあります。


それが何度か続けば、なおさらですよね。


「また断られたら嫌だな」


「もう誘わない方がいいのかな」


「これ以上、傷つきたくないな…」


そう思うようになるのも、無理はありません。


そして、次第に自分から誘うことをやめてしまう。



でも、ここで少し考えてみてほしいんです。


そのとき、相手が断ったのは、本当にあなたのことが嫌だったからなのでしょうか。

もちろん、そういう場合もあるかもしれません。


でも、実際には、そのとき仕事や家事で疲れていた、ほかに気がかりなことがあった、体調がよくなかったなど、別の理由があった可能性もあります。

頭の中がいっぱいで、そういう気持ちになれなかった。

タイミングが悪かった。

ひょっとするとゲームのイベントをやっていて、あまり話を聴いていなかったとかかもしれません。




ここで勘違いしてほしくないことがあります。


それは、自分より●●のが方が大事なんだ!!と思ったり感情的になることです。


ただ、相手は、今はそういう気ではない、だから断っただけなのです。

その事実をそのまま受け止めるだけでいいのです。


あなたに魅力がないから、とか、ゲームの方が楽しいからなんてことは言ってはいないのです。

それは、あなたが”そうなんじゃないか?”と想像して出した答えで、それが真実かは

相手に聞いてみないとわからないことです。


ただ、断られてすぐになぜなの!?と聞こうとすると感情的になったりしてしまう可能性が高いため、

おススメできません。


ただその場は、「うん、わかった」と、今はそういう気ではないことを受け止めます。

なぜなのか理由をできるだけ考えず、フラットに受け止めるだけでいいのです。



また、何度も断られると、誘う側は「自分が嫌なんだ」と受け取ってしまいがちです。


ここで大切なのは、断られた側の傷ついた気持ちを否定することでも、断った側を悪者にすることでもありません。


「断られた」という事実と、「自分自身を拒絶された」というのは、必ずしも同じではないのです。


相手の本当の気持ちは、聞いてみなければわかりません。

だからこそ、自分の想像だけで結論を出してしまわないことも大切なのかな、と思います🌷

🥺 お互いに誘えなくなってしまうこともある
誘う側は、断られたことで傷ついて、次から誘わなくなる。


誘われる側は、相手が誘ってこなくなったことで、「もう自分には興味がないのかな」と感じる。


あるいは、誘われなくなったことに、特に深い意味を感じていない場合もあるかもしれません。


そうして、お互いの気持ちを確かめないまま、時間だけが過ぎていく。

そして、気がついたら、何年も誘うことも誘われることもなくなっていた。


そんなことも、十分にあり得ると思うんです。


特に、女性側には「自分から誘うのは恥ずかしい」「男性から誘ってほしい」という気持ちがある場合もあります。


男性側も、過去に断られた経験から、もう誘うのが怖くなっている。


そうなると、どちらも相手からの働きかけを待っている状態になってしまいます。

でも、どちらかが動かなければ、何も変わらないんですよね。


こうした状況で難しいのは、時間が経てば経つほど、かえって動きにくくなってしまうことです。

最初は、ちょっとしたすれ違いだったのかもしれません。


疲れていたから断った。


断られたから、次は誘わなかった。


ただ、それだけだったのかもしれない。


でも、それが何度も続くと、だんだん「今さら」という気持ちが出てきます。


今さら自分から誘うのも恥ずかしい。


今さら、どうやって誘えばいいのかわからない。


今まで何年も何もなかったのに、急に誘ったら変に思われるんじゃないか。


そんな気持ちが出てきてしまうんですよね。



そして、もうひとつ。


人には、現状を維持したいという気持ちもあります。


今の状態に満足しているわけではない。


本当は寂しいし、求められたい気持ちもある。


でも、今の関係を変えるのも怖い。


もし誘って断られたら、今よりもっと気まずくなるかもしれない。


だったら、何もしない方がいいのかな。


そんなふうに考えてしまうこともあると思います。

何かを変えるには、やっぱりある程度のエネルギーが必要です。


特に、長年続いてきた夫婦の関係を変えるとなると、なおさらですよね。

💗 求められたい。でも、自分から求めるのは怖い
セックスレスの悩みを抱えていると、「相手から求められたい」という気持ちが強くなることがあります。


自分から誘って応じてもらうよりも、相手から求められることで、自分に魅力があると感じたい。


自分はまだ、異性として見てもらえているんだと確認したい。


そういう気持ちも、きっとあるのではないでしょうか。


だからこそ、自分から誘ってしまうと、相手が応じてくれたとしても、

「本当は相手も求めていたのかな。それとも、私が誘ったから応じてくれただけなのかな」

と考えてしまうこともあるのかもしれません。


自分から求めることと、相手から求められること。


似ているようで、心の中では少し違うものなんですよね。


そして、求められたいと思う気持ちがある一方で、自分から求めることには怖さがある。

このふたつの気持ちがぶつかって、身動きが取れなくなってしまうこともあるのだと思います。



でも、「求められたい」という気持ちがあるのなら、自分はどうしてそう思うのか、少し考えてみてもいいのかもしれません。


相手から愛情を感じたいのか。


自分に魅力があると確かめたいのか。


夫婦として、もう一度つながりを感じたいのか。


それとも、ただ触れ合いたい、そばにいたいという気持ちなのか。


その答えは、人によって違うと思います。


自分の気持ちがわかったからといって、すぐに行動しなければいけないわけでもありません。


まずは、自分が何を求めているのかを知ること。


そこから始めてもいいのではないでしょうか😊

🌷 これから、どうしていきたいですか?
もちろん、無理に誘う必要はありません。


断られるのが怖いという気持ちも、恥ずかしいという気持ちも、否定する必要はないと思います。


それに、誘われた側には、断る自由があります。


誘った側も、相手が断ることを受け入れる必要があります。


どちらかが我慢して応じなければいけない、という話ではありません。


大切なのは、自分の気持ちを伝えることと、相手の気持ちを尊重すること。


このふたつなのかな、と思います。


もし過去に断られた経験があるのなら、そのときの気持ちを、話してみてもいいのかもしれません。

「前に誘ったときに断られて、それから誘うのが怖くなってしまったんだ」

そんなふうに。


相手を責めるためではなく、自分がどう感じていたのかを伝えるために。


もしかしたら、相手は、あなたがそんなに傷ついていたとは知らなかったかもしれません。


反対に、あなたも、相手がどんな気持ちで断っていたのかを知らなかったのかもしれません。


もちろん、過去のことを無理に蒸し返す必要はありません。


ただ、もしお互いに話せるのであれば、少しずつ理解し合うことで、今までとは違う関係を築いていける可能性もあると思うんです。


大切なのは、過去のどちらが悪かったのかを決めることではなく、これからどうしていきたいのかを考えることなのではないでしょうか。


「男性から誘うもの」


「女性は誘われるもの」


「誘って断られたら、もう誘わない方がいい」


そんなふうに、知らず知らずのうちに自分の行動を制限しているものがあるとしたら。

それは本当に、自分が望んでいることなのでしょうか。


求められたいという気持ちも、自分から求めることへの怖さも、どちらも自然な感情です。

だからこそ、どちらか一方だけが頑張るのではなく、お互いの気持ちを少しずつ知っていく。


そして、自分はこれからどうしたいのかを考えてみる。

そんなところから、夫婦の関係を見つめ直してみてもいいのではないかな、と思います。



💗 最後に、少しだけ自分の心に問いかけてみてください。


あなたは今、相手から求められるのを待っていますか?


それとも、本当は自分から伝えたい気持ちがあるのでしょうか。


すぐに答えが出なくても大丈夫です。


まずは、自分の気持ちに気づくことから。



そこから何かが変わっていくことも、あるのかもしれませんね😊



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