仕事では笑顔。でも、家に帰ると何もしたくない。そんな夜、ありませんか?
今日も一日、お疲れさまでした。
朝から仕事に追われて、上司や同僚に気を遣って。
理不尽なことを言われても、笑顔で「わかりました」と答えて。
本当は納得していないのに、空気を悪くしたくなくて、自分の気持ちを飲み込んでしまう。
そんな一日を終えて、ようやく帰宅。
バッグを置いて、着替えて、ソファに座る。
そして、ふと口から出る言葉。
「あぁ……疲れた。」
体が疲れているのはもちろん。
でも、本当に疲れているのは、心のほうかもしれません。
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■ 30代になってから、なんだか疲れやすくなった気がする
20代の頃は、嫌なことがあっても友達と飲みに行ったり、誰かに愚痴を聞いてもらったり。
それだけで、少し気持ちが軽くなっていた。
でも、30代になると少しずつ変わってきませんか?
友達は結婚や子育てで忙しくなり、気軽に誘うのも申し訳ない。
職場の悩みを家族に話しても、「そんなのどこでも一緒だよ」と言われてしまう。
恋人や夫に話しても、欲しいのはアドバイスじゃないのに、なぜか解決策ばかり返ってくる。
「そうじゃないんだけどな……。」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
別に、誰かに何とかしてほしいわけじゃない。
仕事を辞めたいと決めたわけでもない。
ただ、今日あった嫌なことを聞いてほしい。
「それは大変だったね」
「よく頑張ったね」
そんな言葉が欲しいだけなのに。
大人になるほど、それが難しくなってしまうことがあります。
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■ 「大丈夫」が口癖になっていませんか?
「最近どう?」
そう聞かれると、つい答えてしまう。
「うん、大丈夫だよ!」
本当は全然、大丈夫じゃないのに。
仕事では頼られることも増えた。
後輩の面倒も見なければいけない。
自分の仕事だけでも精いっぱいなのに、周りのことまで考えなければいけない。
それでも、弱音を吐くと「甘えている」と思われそうで。
誰かに迷惑をかけるくらいなら、自分が我慢すればいい。
そうやって、いつの間にか自分の気持ちを後回しにしていませんか?
でもね。
いつも頑張っている人だって、愚痴を言っていいんです。
誰かに腹が立ったっていい。
仕事に行きたくない日があってもいい。
何もかも投げ出したくなる夜があってもいい。
それは、あなたが弱いからではありません。
毎日、いろいろなことを感じながら生きているから。
無理にポジティブになる必要なんて、ないんです。
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■ 本当は、アドバイスなんていらない夜もある
例えば、職場で嫌なことがあった日。
勇気を出して誰かに話してみたら、
「もっと上手く立ち回れば?」
「気にしすぎじゃない?」
「考え方を変えたほうがいいよ」
そんな言葉が返ってきた。
相手に悪気がないのはわかっている。
でも、なんだか余計に疲れてしまった。
そんな経験はありませんか?
人はいつでも、正しい答えを求めているわけではありません。
ただ、自分の気持ちを受け止めてほしいときがあります。
「それは嫌だったね」
「そんなことがあったんだね」
「うん、うん。それで?」
そんなふうに、途中で遮られることなく話せたら。
それだけで、少し肩の力が抜けることもあるのではないでしょうか。
解決しなくてもいい。
結論が出なくてもいい。
ただ、気持ちを吐き出すだけの時間があってもいい。
私は、そう思っています。
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■ 誰にも気を遣わなくていい時間が、あってもいい
仕事中は、上司の顔色を見て。
同僚との関係を考えて。
家に帰れば、家族やパートナーのことも考えて。
気がつけば、一日のほとんどを誰かのために使っている。
だからこそ、一日の終わりくらいは、自分の気持ちを大切にしてほしい。
話がまとまっていなくても大丈夫。
同じ愚痴を何度も言ってしまっても大丈夫。
「こんなことで悩むなんて、おかしいかな?」
そんなことも気にしなくていい。
誰かと比べる必要もありません。
あなたが嫌だと感じたことは、あなたにとって嫌だったこと。
それだけで、十分なんです。
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■ そんな想いから、ひとつの場所をつくりました
私は、人の話を聞くときに大切にしていることがあります。
それは、自分の考えや正しさを、相手に押しつけないこと。
人それぞれ、育ってきた環境も、考え方も、抱えている事情も違います。
同じ出来事でも、感じ方は人によって違うものです。
だからこそ、まずはその人の気持ちを、そのまま受け止めたい。
「こんなこと、誰にも言えない」
「こんな愚痴、聞かせたら迷惑かな」
そんなふうに思っている人が、少しでも気を楽にできる場所があったら。
そんな想いから、日々の悩みや愚痴をお聞きする活動を始めました。
仕事のこと。
人間関係のこと。
恋愛や夫婦関係のこと。
家族のこと。
将来への漠然とした不安。
そして、誰にも言えない、ちょっとした本音。
特別な悩みである必要はありません。
「今日、こんな嫌なことがあったんだよね」
そんな何気ない話も、大切にしたいと思っています。
私が目指しているのは、何でも解決できる場所ではありません。
誰かのために頑張っている人が、少しだけ自分に戻れる場所。
そんな、あたたかい時間です。
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■ もし、今夜もひとりで頑張っているなら
今、この記事を読んでいるあなたは、どんな一日を過ごしましたか?
仕事で嫌なことがありましたか?
誰かの何気ないひと言に傷つきましたか?
それとも、特に何かあったわけではないのに、なんとなく心が疲れていますか?
どんな一日だったとしても。
今日という日を、ここまで過ごしてきた自分を、少しだけ労わってあげてください。
温かい飲み物を飲んでもいい。
好きな音楽を聴いてもいい。
何もせず、ぼーっと過ごしてもいい。
そして、ときには誰かに自分の気持ちを聞いてもらう。
そんな選択肢があってもいいと思うんです。
明日もきっと、いろいろなことがあるでしょう。
だからこそ、今夜くらいは。
誰かの期待に応えようとしなくていい。
無理に笑顔にならなくていい。
強い自分でいようとしなくていい。
あなたは、あなたのままでいいんです。
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最後に、ひとつだけ。
いつも周りの人に気を遣っているあなたへ。
いつも「大丈夫」と笑っているあなたへ。
本当は誰かに甘えたいのに、なかなか甘えられないあなたへ。
何かを変えようとしなくてもいい。
今すぐ元気にならなくてもいい。
心の中にたまったものを、少しずつ外に出していけたら。
明日の景色が、ほんの少し違って見えるかもしれません。
今日も一日、本当にお疲れさまでした。
今夜は、どうか自分にやさしく。
あなたの心が、少しでも穏やかな夜を過ごせますように。
--- 蔵人より