「AIにブログの下書きを頼みたい。でも、会社が約束していない対応まで書かれたら困る」
会社の発信を任されたとき、気になるのは文章の読みやすさだけではありません。料金や対応範囲、サービスの条件が正しいかも確かめたいところです。
そこで今回は、AIに文章を頼む前に「使ってよい事実」と「まだ確認できていないこと」を分ける、依頼メモの作り方をご紹介します。
1.文章に使う材料を仕分ける
まず、手元の情報を次のように分けてみてください。
・使える情報:会社が公開を認めていて、内容を確認できた事実
・確認待ち:担当者への確認や、根拠資料の確認が必要なこと
・入力しない情報:顧客名、連絡先、非公開の商談内容など
「入力しない情報」は、実際の内容をAIに渡さず、手元で管理します。顧客名を消しても、詳しい条件の組み合わせで相手が分かる内容には注意が必要です。
使える事実の横には、確認した資料名と確認日も残しておきましょう。公開を認められた情報でも、古い料金表などをそのまま使わないためです。
2.未確認の欄を残したまま依頼する
例えば、架空のオンライン講座について「初めて参加するときの準備」を説明する記事なら、次のようなメモが作れます。
【説明用の架空例:実在の講座や当社サービスの提供条件ではありません】
読む人:オンライン講座に初めて参加する人
答えたい疑問:参加前に何を準備すればよいか
使える情報:ブラウザーで視聴する/資料は当日に配布する
未確認の情報:見逃し配信があるかどうか
ここに、次の依頼文を添えます。
「使える情報だけを事実として、見出しと短い本文案を作ってください。未確認の内容を推測で補わないでください。書くために足りない情報があれば、本文とは別に『確認したいこと』として挙げてください。実績や利用者の感想も作らないでください。」
見逃し配信の有無が分からないなら、そこは確認する仕事として残します。「後から録画を見られるので安心」といった説明を、材料がないまま加えないことがポイントです。
このメモは依頼の整理案です。指示を書くだけで、AIの誤りを完全に防げるわけではありません。
3.下書きを、元の材料と照らし合わせる
Google 検索セントラルの公式ガイダンスでも、生成AIの出力に不正確な情報が含まれる可能性と、公開前に人が事実確認する重要性が説明されています。
下書きができたら、「自然な文章か」だけでなく、元メモにない約束が増えていないかを見ます。
例えば、架空例の「当日に資料を配布する」が、「事前に資料を受け取れる」に変わっていないか。「ブラウザーで視聴する」が、「すべての端末で必ず視聴できる」に広がっていないか。
根拠に戻れない記述は、確認するか、掲載を見送ります。本文だけでなく、タイトルやサムネイルにも同じ約束が入っていないか確認しましょう。
今日やること:事実と確認待ちを一つずつ書く
次の記事を頼む前に、まず「使える事実を一つ」「まだ確認が必要なことを一つ」書き分けてみてください。
確認待ちの欄が残っていても、無理に文章で埋める必要はありません。文章を整える作業と、事実を確かめる作業を分けるところから始めましょう。
会社ブログに載せる内容やAIの使い方を整理したい方は、プロフィールから提供サービスをご確認いただけます。
参考情報:
Google 検索セントラル「ウェブサイトで生成 AI によるコンテンツを使用するための Google 検索のガイダンス」(最終更新:2026年10月6日 UTC)
Google Search Central「AIがGoogle検索とSEOをどのように変えているか」(YouTube、公開日:2026年5月1日、23:53〜24:30の英語字幕を参照)
最終確認日:2026年10月22日
※AIを用いて構成した解説です。掲載した依頼メモは、特定ツールでの実機検証や成果検証をしていません。