「100点を取るのをやめる」と言った子ども

「100点を取るのをやめる」と言った子ども

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コラム
こんにちは。ひろりんです。

「もう、100点なんか取りたくない」
みなさんは、お子さんからこんなことを言われたら、どうしますか?

一生懸命勉強して、いい点数が取れたのに。
‐「どうして?」
‐「せっかく頑張ったのに、もったいない」

そう言いたいですね。
でも、その言葉の奥には、子どものつらい気持ちが隠れていることがあります。

今日は、そんな子どもの気持ちについてお話しします。

 ⭐「100点を取るのをやめる」と言った子どもの話


ある保護者の方のお話が、心に残っています。

お子さんが学校でテストを返されるたびに、同じクラスの子から点数を聞かれるそうです。
「100点」と答えると、からかうような言葉を大きな声で言われます。

それが何度も続きました。
先生も気づいたときには注意しているそうですが、なかなか収まりません。

そして、お子さんはついにこう言ったそうです。
「もう、100点を取るのをやめる」

私は、この言葉がとても気になりました。
頑張って取った100点なのに、喜ぶどころか、取らないようにしようと考えている。

それほど、嫌な思いをしていたのです。

⭐子どもは、自分を守るために力を隠すことがあります


子どもにとって、友達からどう見られるかは、とても気になるものです。
特に、同じことを繰り返し言われると、

- 目立たないように
- できることを見せないように
- 頑張らない方が楽

と、考えることがあります。

私は38年間、学校で子どもたちと関わってきました。
子どもが自分の力を出さなくなるとき、必ずしもやる気がなくなったわけではありません。

周りの反応が気になって、自分を守ろうとしている事もあるのですね。

だから、「気にしなくていいよ」と言うだけでは、気持ちが軽くならないこともあります。

 ⭐まずは、嫌だった気持ちを受け止めましょう


もし、お子さんが同じようなことを話してくれたら、どんな言葉をかけますか?

‐「そんなこと気にしないで」
‐「100点はすごいことなんだから」
もちろん、励ましたくなる気持ちも分かります。

でも、最初はこんな声かけもよいと思います。

- 「そんなことを言われたら嫌だね」
- 「何度も続いているんだね」
- 「話してくれてありがとう」

子どもが話してくれたことを、まず受け止めてあげましょう。
すぐに解決策を出さなくてもいいですから。

「お母さんは、分かってくれた」
そう感じられることが、子どもにとって安心につながります。

⭐子どもだけに、頑張らせなくてもいい


つい、「言い返してみたら?」
「気にしない、気にしない」
と、言う事もあります。

でも、嫌なことを言われ続けている子どもに、我慢や対処を任せきりにするのはどうでしょう。

学校に相談することも考えてみましょう。例えば、

- どんな言葉を言われているのか。
- いつ、どんな場面で起きているのか。
- 子どもが「100点を取るのをやめる」と話していること。
- 同じことが続かないように、どんな対応ができるか。

こうしたことを伝えて、一緒に考えてもらうのも一つの方法です。
自分の力を隠さなくても安心して過ごせることが大切です。
子ども自身が変わることだけを求めず、周りの大人ができることも考えたいですね。

 ⭐頑張ったことを、安心して喜ばせてあげたい


100点を取ることが、すべてではありませんが、
頑張った結果を喜べなくなるのは、とても寂しいことです。

‐「できた!」
‐「頑張ってよかった!」
そんな気持ちを、子どもに持ってもらいたい。

勉強でもそう。
運動でもそう。
子どもが自分の力を発揮し、その経験を少しずつ自信に変えていけたら素晴らしいですね。

もし今、お子さんの友達関係や学校での様子が心配でしたら、どうぞひろりんにお話しください。

お子さんの気持ちも、お母さん、お父さんの不安も大切にしながら、一緒に考えていけたら嬉しいです。

今日も子育て、お疲れさまです。

☘️☘️ひろりんでした。☘️☘️
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