中学校英語科教員だった時の話

中学校英語科教員だった時の話

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学び
授業の合言葉は,
“Don’t study English. Use it.”

英語は学問ではなく,実際に使う道具。
生徒には「正確さ」よりも「流暢さ」を優先させた。

間違えることを恐れて口を閉ざす環境は,教育の名を借りた拷問にすぎない。

発話量からしか質は生まれない。
だから授業では「量」を評価の中心に置く。

しかし,自分から何かを表現することに困難を感じている生徒もいる。
だから,いきなり全体発表を求めるのではなく,まずはペアでやり取り。

ペアで言いたいことを話し,使いたい表現を試し,必要な語彙や文法を増やし,安心して前に出られるように設計する。

ペアでのやり取りは,一度きりではなく,何度も行う。
50分授業であれば,やり取りだけで15〜20分くらいは当たり前。

頃合いを見て,全体に“Any volunteers?”と問いかける。
ここでも心配はいらない。
手が挙がらなければまたペアに戻る。
指名による発表の強要はしない。

しかし,ほとんどの場合,ペアでのやり取りで何度も話した後だから,自然と手が挙がる。
何より生徒たちの顔が上がっている。

生徒たちの発表を聞く時,大切なのは興味を持つこと。
正しいか間違えているかなんてどうでもいい。
そんなことは後で何とでもなる。
それよりも,今一生懸命私たちに話してくれている内容の方が圧倒的に大切だ。

ICTの活用も同じ視点。
生徒の自由度を確保し,ツールの選択肢を広げ,学びを自分ごとにできる環境を創造する。
教科書で学ぶも良し。
タブレット端末で学ぶも良し。
クラスメイトに聞いてもいいし,AIに質問してもいい。
「やらされる学び」から「自分で選ぶ学び」へとアップデートする。

教育の現場で大切にしてきたこと。
それは,正しさではなく,まずは使うこと。
そして,全員で一歩ずつ進むこと。

あなただけの学び方が必ずあります。
私はそれを一緒に見付け,伴走し,サポートします。
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